【感想】映画「グリーンブック」観てきた。(ネタバレ有)
現在(5/19)上映中の「グリーンブック」を観てきました。
彼氏が「どうしても観たい!」と言ったので着いていっただけなんですが笑、思ったより感動したので共有します。
映画情報
ジャンル
ヒューマンドラマ|ノンフィクション
出演
キャスト:ビゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリニ
監督:ピーター・ファレリー
制作年
2018年
個人的な評価
★★★★☆
登場人物
ドン・シャーリー(天才ピアニスト)
トニー・リップ(用心棒)
あらすじ
舞台は、人種差別がまだ激しい1960年代のアメリカ南部。
天才黒人ピアニストのドクター・シャーリーはコンサートツアーのため、イタリア系白人トニー・リップを運転手兼、用心棒として雇うことに。
「グリーンブック」とは、黒人専用の旅行ガイドブック(黒人専用の宿泊所などが書いてある)のことで、主人公たちはこのグリーンブックを片手に巡ります。
教養があり気高いドクターとキレやすく口達者なトニーは、気が合わずいつも衝突ばかり。
何よりトニーは黒人を毛嫌いしていました。
しかし、黒人差別が強い南部をあえて巡ろうとするドクターと過ごしていくなかで、少しずつ気持ちが変わってきます。
道中、人種差別を取り巻くさまざまなトラブルに見舞われて…、というお話です。
トニーの実の息子ニック・バレロンガが脚本しただけあって、生々しくリアルな表現になっています。
感想
舞台は、肌の色で行動を制限することが当たり前だと思われていた時代。
黒人専用のトイレ、黒人は夜に出歩いてはいけない、同じレストランで食事ができない…
話の節々に出てくる差別の現実に胸が痛かったです。
「白人の教養のためにピアニストとして必要とされるが、外に出ると黒人として排除される。一体自分は何者なんだ…!」
とドクターが雨の中叫ぶシーンが印象的でした。
自分が知らないだけで、きっと今でもそういう差別は起こっている。
無知は罪だな…と感じました。
私が観ただけで世界が変わるわけではないけど、1人でも知っている人がいるだけで救われる人がいるのではと思います。
ちょこちょこ笑えるシーンもあって、あまり暗くならずに観れる映画でした。
そして、見終わったあとはフライドチキンを食べたくなります笑
予告編
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