私が夜中にチーズケーキを焼く理由


私が夜中にチーズケーキを焼きたくなったときの話。

不完全燃焼の土曜日、その日したことといえば掃除くらいで、何だか何もしてない....とふいにさみしい気持ちになって。

そう言えばチーズケーキ最近食べたかったっけ、と思い立ちスーパーへ自転車を走らせた。
チーズケーキを作るのに必要な材料と、つぎの一週間で食べる分の野菜やお弁当用の冷食をついでに買い込み、家に着いたのが22時すぎ。

なんだか最近、こんなムシャクシャとした気持ちになる休日が多くって。別に家で旦那に態度では見せないけれど、内心これから自分はどこへ向かうんだろう、というあてもない事を思って、思って、思っていた。

何かに夢中になって“考えること”を忘れるのがラクで、最近はやすみの度に断捨離をしている。
物が少なくなって、毎週ごとにすっきりとしていく感覚は、とても好き。


さて、肝心のチーズケーキは、材料を測って焼くだけのいたって簡単なレシピ。ベイクドチーズケーキはトータル1時間ほどで焼き上がった。

昼間に焼くのも好きだけれど、夜中のお菓子づくりは格別なものがあると思う。
焼き上がって旦那が嬉しそうに、もう食べれる?と聞いてきたので、「まぁ、あと少し冷めれば完全に固まらないけどイケる!」といって、2人して食べてみたけれどやっぱりベイクドは冷めて固まって、冷えてた方がおいしくて。


それでも自分の中で“何か”を残せた土曜日なのだった。
また不完全燃焼な休日はお菓子を焼こう、そう思った。

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