見出し画像

毒親からの解放に向けて次にすべきこと

毒親から解放されるためには、毒親と適度な距離を置くだけでは解決できない部分があります。
それは、自身の心の安定です。

毒親と距離を置くだけでもかなり心が楽になりますが、それって重い荷物をやっと捨てることができただけ。
ずーーーと背負ってきた荷物に傷つけられて膿んだ背中や手の傷は、まだ癒えていないのです。
私も、このことに気づくまでに結構な時間がかかってしまいました。

困った親から離れられたのに、何故かまだまだ生きづらい!!

そんな気持ちに気付いた時は、自分の奥深くで叫んでいる不安や怒りにゆっくり目を向けてみることをおすすめします。
(私はこのブログを通して自分の気持ちを整理しました。)

前の記事で毒親から解放されるための「最低条件」と言ったのは、最低条件をクリアした時が、まさに毒抜きのスタート地点だからです。

虐待を受けて育った子のほとんどはアイデンティティが確立しておらず、不安定な状態です。
(不安定な状態は、本人が気づいていないこともあります。)

自己が確立していないから、他人に対する接し方も不安定。
そりゃそうですよね。
自分のことも分からないのに、人のことなんて理解して寄り添ってあげられるわけがありません。
本人は他人に対して一生懸命思いやりをもって接しているつもりでも、その距離感や接し方や発言に、もやもやとした違和感が残ります。

もののけ姫に出てくる「乙事主(おつことぬし)」も、はじめは自分の森を救うことに一生懸命だったはずです。
でも、知らない間に祟り神になっていた。
毒親から抜け出そうと思って、自分も毒親になってしまったら意味がない!ここは踏ん張って、本当の意味での解放を目指したいところです。

自分なりの方法で、一歩ずつで


こちらの記事でもお話ししたように、私は理解ある夫と出会い、毒親とも私なりの距離をつかむことができたにも関わらず、心に起こる不具合はいつまで経っても消えることはありませんでした。

でも、毒抜きできていなかったと気づけただけでも丸もうけ。

これから向き合えばいい、ただそれだけです。
自身の心に正直に、自分の気持ちに自分が責任を持てるようにすれば、自ずと自分がどんな人間なのか、どんなことが好きでどんなことが許せない性分なのか、分かってくるはず!

はじめは暗~いブログになるかも知れないけど、それはそれで、問題ない!
大丈夫。

もっともっと幸せになろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?