アダルトチルドレンについて、改めて
自己紹介にも書いたように、私はアダルトチルドレンです。
「チルドレン」という言葉があるので大人になりきれない子供と解釈されてしまいがちですが、大人になっても子供の頃のトラウマをひきずり生きづらさを抱える人のことを言います。
アダルトチルドレンは病気ではなく一種の特徴であるため、大人になっても引きずる生きずらさはなかなか理解されにくい傾向にあります。
アダルトチルドレンについての本一覧
確かに私も、自分がアダルトチルドレンだと気付くまでの間は、いつまでも過去にとらわれているから前に進めないんだ!と思って自分を奮い立たせていました。
大人になったらもう親も昔も関係ない。
どんな感情が残っていたとしても、それを抑えて社会でやっていかなければならないんだ!
そう思っていました。
しかし、適切な愛情を受けないまま大きくなったのに、他人と上手に付き合える人間になることはできるでしょうか。
なかなか無理な話ではないかと思います。
必ずどこかに不具合が生じます。
自分の気持ちに目を向けずに前に進もうとすればするほど心の膿はどんどん溜まって処理しきれなくなり、やがて毒々しい感情や激しい性格となって現れ始めてしまい、かなりのストレスがかかります。
そのため、生きづらさによって歪んでしまった自分を修正するためには、今までずーっとないがしろにしていた過去の感情に目を向けてあげることが大切だと思います。
私は何を耐えたのか、
私は何を思っていたのか、
私は何を大切にしたかったのか、
私は何に時間を費やしたかったのか、
私の気持ちはどこにあるのか・・・
アダルトチルドレンを克服する方法の一つにカウンセリングがありますが、そこでは過去の自分のことをインナーチャイルドと言うようです。
ちっちゃい自分。
私はいまも、何度も何度も泣いて悲しんで我慢した小さい自分や、違和感を感じたときに、自分の気持ちと向き合っています。
(そういえば、一度カウンセリングを受けてみようと足を運んだことがあるのですが、どうも私には合いませんでした。そんなこともあるのですね。。笑)
アダルトチルドレンを育ててしまう機能不全家族には、様々なタイプがあります。
詳しく知りたい方は、スーザン・フォワードの「毒になる親」や、関連する本を読んでみてください。
アダルトチルドレンについての本一覧
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