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「眠りの質」を向上する、おくち体操って?

わたしたちオクチィは、口(くち)を起点とした健康に注目し、研究開発を進めています。そのなかでも、「眠り」は重要なトピックと捉えていて、特に「眠りの質」を考えることがとても重要だと感じています。

睡眠の質と呼吸の関係、考えたことはありますか?

「眠りの質」を良い状態に保つためのひとつには、睡眠時の呼吸状態があります。いびきを家族から指摘されたり、いまひとつ良い睡眠が取れた感じがしない…という夜を過ごしたことがある方も少なくないのではないでしょうか?

わたしたちオクチィは、ZzzMeterという睡眠時の呼吸状態を記録するアプリだけでなく、寝ているときにより良い呼吸ができる状態にしてあげるための体操「口腔体操」も開発しています。

口の中にも、コアマッスルがあるんです。

「口腔体操」は、舌を口の中のコアマッスルと考えて周囲の筋肉も含めて強化する、いわばお口の筋トレ。いびきや睡眠時の無呼吸に悩んでいた方が実際にこの口腔体操に取り組み、どのような変化を感じたか、その体験談を紹介します。

K・K様/自営業(金融業)

ー最初に、寝ている時の呼吸状態に意識が向かったきっかけはなんでしょうか?

妻から無呼吸を指摘されたことです。呼吸器の専門クリニックに行き、検査を行ったところ、睡眠時無呼吸症候群とわかり、寝ている時にCPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)を装着するようになりました。
ただ、CPAPの装着による不快感を敏感に感じてしまったり、出張が多く煩わしいなどの理由でCPAPの装着は諦めてしまいました。

ーご家族からの指摘を受け、実際にどのようなアクションを起こしましたか?

都内の病院で、口蓋垂(のどちんこ)を切除しました。術後2週間くらいは痛みもあり、強い鎮痛剤を飲んだりしながら耐えていました。
その後痛みは落ち着いたものの、今度はよくむせてしまうようになりました。
無呼吸状態が続くよりも、むせる症状の方がまだマシかと自分自身を納得させていたものの、睡眠時の無呼吸状態が完全に治ったとも感じられず、痛みを伴う手術を行ってもなぜ治らないのか、とやるせない気持ちになってしまいました。
また、むせる症状が出るようになったことで将来的な誤嚥性肺炎のリスクも気になるようになりました。

ーその後、弊社のくちの体操(口腔体操)を知っていただき、実際に取り組んでいただいたと伺いました。どのように体操に取り組んでいましたか?

10分の体操プログラムを4ヶ月ほど毎日取り組みました。毎日のことですので、習慣化するために自宅から最寄駅までの通勤時間をうまく活用するようにしていました。
軟口蓋(口腔内の上部)をひらくような体操は特にストレッチ効果があると感じましたね。

ーくちの体操(口腔体操)に取り組んでみて、どのような変化を感じましたか?

無呼吸状態、いびき、むせることをどうにか改善したいと思っていたところ、むせることは減ったと感じています。
無呼吸に関しても検査をしたところ、前回よりも数値が改善していました。実際、日々の生活の中では運転中の眠気が改善したようにも感じます。

ー 自分自身で睡眠のコンディションを日々確認、把握することは重要だと感じますか?

そうですね、私自身睡眠のコンディションがどうだったかというのはひとつのバロメーターになっており、毎日チェックしています。
ウェアラブル端末で取った睡眠時の記録を朝チェックして、その日一日を始めるといった習慣です。毎日の体調を眠りから確認する、といったイメージでしょうか。

ーいまはどのようにくちの体操(口腔体操)を続けていますか?また、その他ご自身の健康維持のために取り組んでいることがあれば教えてください。

現在も継続的に取り組んでいます。
10分全ての体操を行うのはなかなか難しいですが、通勤時間の5分程度を使いながら継続しています。
その5分間では、必要だと感じる体操や、自分自身が自覚している症状から行うべきだと感じる体操のパートを組み合わせています。
特に、いまは嚥下(飲み込む動作)に注目して、舌の動きをよくするような体操を重点的に行っています。

10分間、口や舌、喉までを動かし続ける体操はなかなかハードな中、効果の実感を踏まえてご自身なりに継続できる形にアレンジしながら続けていただいていることが、私たちとしてもとても嬉しいな、と思います。

このように、いびきや寝ている間の呼吸状態というのは、自分自身でも改善できるもの。
私たちも、まずは「自分でも改善できる」というところから知ってもらいたいと思っています。


▼睡眠時の呼吸音を測定するアプリ「ZzzMeter」

▼Okuchy オクチィ コーポレートサイト

お問合せはこちら ▷ https://okuchy.co.jp/#contact


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