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3ヶ月間の実験プロジェクト、始まりました。

わたしたちオクチィの活動のひとつに、「実証実験」があります。

これは、我々が普段研究開発を進める中でも大切にしている活動のひとつなのですが、今回は日本交通株式会社 赤羽営業所の皆様と進めている実験についてご紹介します。
※なお、こちらの実験は神戸大学とも共同で進めているものとなります。

▼リリース


今回の実験は、3ヶ月を通じてタクシーの乗務員のみなさまに「おくち体操(口腔体操)」を実践いただき、睡眠時の呼吸の状態がより良い状態になるかどうかを確かめるもの。

睡眠の質を良くするためには、寝ている間にもしっかり呼吸ができていることが大切です。特に職業ドライバーの方々にとっては、安全な運転ができるようコンディションを整えるためにとても重要なことなのです。

質の良い睡眠が取れていないと、どうしても日中に眠気が襲って来たり、集中力が低下したり…職業ドライバーの方々に限らず、働く全ての方に共通するお困りごとかもしれませんね。

12月から3ヶ月間の実験を行うにあたり、我々も「オリエンテーション」と題して、今回実験にご参加いただく約30名の乗務員のみなさまの元へ伺い、実験の目的や内容、「おくち体操(口腔体操)」とはどのようなものかをお話ししてきました。その様子を少しだけお見せします!

現在の口や唇の力を確認する測定会を実施している様子
弊社代表の畑による「睡眠時無呼吸症候群」に関する講義
(また別の機会に触れますが、ドキュメンタリーも撮影しており撮影クルーが入っていました!)
インストラクター院田による「おくち体操」デモンストレーション&実践の様子
他のインストラクターも各席を回って、個別にアドバイスしています


わたしたちオクチィとしても、約30名の規模で「おくち体操(口腔体操)」のデモンストレーションや、睡眠時の呼吸に関するレクチャーを行ったのは初めてのことでした。
実際に参加いただいた方がどのようなところがわかりづらいと感じるのか、どのようなところにモチベーションを持って参加してくれるのかがより鮮明にわかるのは、こうした現場経験の積み重ねからしか生まれない、と思っています。

対面形式からしかわからない、リアリティ

わたしたちが「実証実験」を大切にしているのは、仮説を検証したいという思いはもちろんありますが、実験に参加いただく方々と直接触れ合うことで得られる発見を、改善や今後の開発に活かしたいと思っているからです。

これから始まる3ヶ月の実験、わたしたちとしてもどのような結果や気づきが得られるのかがとても楽しみです!

チラッと触れた本実験のドキュメンタリー撮影についても、別の機会でご紹介しますね。


▼睡眠時の呼吸音を測定するアプリ「ZzzMeter」

▼Okuchy オクチィ コーポレートサイト

お問合せはこちら ▷ https://okuchy.co.jp/#contact


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