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AIと短歌-創作活動の未来-

最近、短歌がChatGPTでも作れるようになりました。

元々短歌の自動生成は、
旧Twitter上で「星野しずる」という
アカウントが有名です。

そんな昨今、私がずっと思っている事として
「AIで作れない、人間でしか作れない短歌を追求したいが、どうしたら良いか」
という事です。

それを実現するには
人間に出来て、AIに出来ない事
すなわち「人間とAIの差別化」が大事だと思います。

そのように考えていると、
たまに顔を出している俳句の会でAIについての雑談になりました。

その会話を通じて考えた「人間とAIの差別化」について、いくつか「これじゃないか」と思った事をご紹介します。


五感を生かした作品

しかし、AIに身体感覚を持たせる研究も進んでいるとの事です。
今はセンサー技術も発達しているので、ある程度は再現出来るのではと思います。
玩具の「しゃべるぬいぐるみ」も、頭にセンサーが内蔵されていて、撫でたらしゃべるなどの簡易的な感覚とその返答のアクションをします。その程度なら昨今の市販で出回っているレベルです。

情念系

演歌にあるような、ねっとりした人間関係はAIには無いでしょう。
しかし、現代の人々は割とサラッと過ごしているような感じもあり、場合によっては時代遅れ感やコンプライアンスに抵触するでしょう。
情念まで行かずに爽やかな相聞が現実的かもしれません。

家族について・人間関係

自分の家族や、ファミリーヒストリーはAIには真似出来ませんよね。
ただ「読者が読んで面白いと思う家族詠」となると、ハードルが高くなります。

生物しか出来ない体験・生活・ライフスタイル

生死、出産、病気、介護、長寿などはAIには出来ない体験です。
今後高齢化社会が進み、他者の体験を自分の人生の参考にしたい人が増えて、益々注目されるジャンルだと思います。

作者のキャラ

有名人だとか、人望があるだとか、作者の性格が滲み出ている文体だ、などでもAIと差別化出来そうです。
有名人が旧Twitterで「おはよう」と言っただけでポスト(つぶやき)がバズる(人気になる)事がありますが、そういうイメージです。
内容よりも作者の人気というような側面もあります。

心の機微

上手く言葉に出来ない心のモヤモヤや、混沌を言語化することは人間の特権だと思います。
AIは入力されたものしか出力出来ませんからね。

今思いつくのは上記です。
まだまだいっぱいある気がしますが、思いついたら、またnoteの文章で学びをシェアしていきたいと思います。

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最後までお読みいただきありがとうございました。 もっと面白い記事を書けるように日々頑張ります。 次回もお楽しみに!