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個人発信のメディアは、思考を軟化させるか、硬化させるか。

私は台湾で社会学を専攻しており、

先日、――という宿題が出た。

初めて少し手応えのある宿題ができたので、シェアしたい(中国語翻訳する前に)。


私は、個人メディアは私の思考を「自由」にしていると思う。
私がそう考える理由は、私たちが調べたいことを検索すると莫大な量の情報の中から私の要望に沿ったコンテンツをプラットホームは提示し、何を見るかを個人で選べるようになっているからである。
だから、私はメディアによって考え方が自由になるかどうかは、個人のメディアリテラシー次第だと考える。
調べる情報に対し偏見を持っている場合、その人は自分の考えを肯定するような情報を選択すると思う。
私はこの行為こそが思考を固くしていると思う。
自由にするには偏見をなくし、フラットな目線で、いろんな角度からの意見を聞き入れ、思考しなければならないと思った。

私は、前回の授業の後、助教授に「個人メディアは人の思考を硬化させる」という人の意見も聞いてみなさいと言われたので、インスタグラムを通して日本人にアンケート(「個人が発信するメディアは人の思考を自由にしますかそれとも硬化させますか」)をとった。約4 0人が回答してくれた。結果は自由が57%だった。

今回はこの中で、自分が気づかなかった意見や面白い意見があったので、それをいくつか紹介し、最後に私の考察を書く。

先に言っておきたいことがある。
私はアンケートをとって結果を見た後、
この問い(「個人が発信するメディアは人の思考を自由にしますかそれとも硬化させますか」)は、以下の二点が問題であると思った。
1. 情報を発信する視点、受け取る視点、両方が含まれていること。
2. 「自由」の概念は個人個人異なるということ。
これによって、論点が合わなかった。

それを防ぐために、この問いは「個人によって発信されるメディアは、私たちの情報に対する偏見を強めますか、それとも私たちの思考を中立にしますか。」に変えた方がいいと思った。以後、質問する際の言葉選びに気を付ける。

まずは「自由」と回答した方の意見をまとめる。
 S N Sは見るか見ないかを自分で自由に選択できる
 テレビや新聞と違いコメンテーターによる印象操作がない
 情報を得て、何を考えるかは自分次第である
 確証たる根拠を持った主張や経験を自由に発信できる場所である
 どのコンテンツを見るかは自分次第
 他者と自由に主張を交換できる
 知らなかったことに気付くことができる

というのが自由派の意見です。
個々の使い方次第、情報リテラシー次第という意見が多かった。
他に、S N Sは自由に発信・共有できる場所だから、という意見が多かった。

次に、「硬化」と回答した方の意見をまとめる。
 I GとYouTubeはインフルエンサーの影響を受けやすい
 論文や本、教授の話や研究と違い、編集された情報であるケースが多いため
 Twitterは同調圧力が強いメディアで、多数派の意見に影響されやすい
 1つの問題に対し、賛成か反対かの二択のみを求められる
 自分の意見ではなく、周りからどう思われるかを重視してしまう
 著名人の意見を鵜呑みにしてしまう

「硬化」を選んだ人たちの意見の中では、
発信力の強い人やいいねの数がその情報の信憑性に影響することや、他人の目を気にすることなどの意見が多かった。

私が今回学んだことは、自分の考え方は今まで硬かったのだということです。
私は「自媒體帶來的是自由還是僵化」という質問をされた時、自分の答えがすぐに出て、硬化するという考えは微塵もありませんでした。

しかし、S N Sを通し、他人の様々な意見を聞くことで、物の見方・捉え方・考え方は人それぞれ違うということを知りました。

結論としては、メディアの使い方は個人次第で考え方を自由にもなるし、硬化される。
個々がメディアの特性を理解し、自分の考えを持ち、情報の発信・受信・交換をすることで、個人の考え方は自由になるのだと思う。


ありがとうございました。

ってことで、翻訳してきます。明日までに提出なので、ギリギリか。

未来の自分のために、お金を使いたいです。応援ありがとうございます。