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クラスメイト

夏休みに、台湾から地元熊本に帰ってきた。
かつて同じクラスだった同士、クラスメイトに会い、現状報告をし合い、思い出話をし、未来の話をしてみる。
そうして、楽しいノスタルジックな時間が過ぎて、夜ランをしていると、ふとこんなことを思う。

もし、彼/彼女が違うクラスであったなら、違う学校に通っていたなら、出会うことはなかったのだろうか。
満員電車のようにランダムに人が集められた空間で、彼/彼女に出会い、今でも仲良くしている。
もし、時間が自由に使えて、自分の生き方を模索する大学生である時に、彼/彼女に出会っていたら、声をかけてくれるだろうか。声をかけるだろうか。
今日、学校については賛否両論が溢れ、オンラインで通っている人もいる。
学校の魅力は、偶然の出会いの上に成り立っている。
その多様性の極まりない集団の中で、たまたま同じ班になった彼/彼女と、一生で一番笑った!みたいな経験は、本当にやばい。
自分の好きな人とだけ関わることは、どうも何かの可能性を狭めているような気がします。

ここに生まれ、あの時、その選択をし、そこに居たことが、
偶然であるとはとても信じられないほど仲良しで、
でも、もしかしたら、あの時出会えていなかったら金輪際この関係は発生しなかったと思うと、ゾッとする。


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