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四門出遊

認知症予防(発症を遅らせるの意)
に取組む中で、健康について学びました。

そこで、引っかかったのが
WHOの健康の定義です。

ハードルが高い
健康の定義があるもんだという
学びがありました。3つの要素を
満たす必要がある。

そうなると、自分を
満たすためにも、自分の価値観と
それがどうやって作られたのか
気になり始めました。

現世利益よりも
違うものを追いかけているという
メルヘンおじさんの自覚が
あるのですが、それは
どこからきたんだみないな
ところを探求してます。

例えば美味しいものを
常に貪って、食欲を満たし
ハッピーだとしていた
生活を送ることよりも
認知症予防に取組んで
食生活や運動生活を改善すること
に価値を感じるようになって
きたりしています。
メルヘンといえばメルヘンなり。

若い頃には
思いもよらなかった
価値観になってしまっている。
この辺りの観念探求です。

手がかりを探すのに
リベラルアーツで
宗教を学んでいます。
これが、めちゃくちゃ面白く
いろいろつながってきて
勝手に妄想も膨らみます。

※タイトルの四門出遊は
 学んだ仏教のエピソード
 から拝借しました。

私の解釈ですが、
簡単に説明すると
ブッダは育ちのいい感じで
王家暮らしだったのですが
外の世界を覗いてみると
価値観が変わっちゃった。
というものです。

王族暮らしや
暴力による国同士の争いに
勝ち進んでいくことに
「人の幸せはねぇな」と
なってしましった。

恵まれすぎて
退屈になったの
かもしれないなと感じました。
争いに嫌気がさしたのかも
しれません。

外の世界とは
東西南北を眺めて
老い(年寄)・病人・死人・修行僧を
みたそうです。

いつかは自分も老い・病になり・死ぬ
という自覚を持ったようです。
修行僧をみて、
すばらしいと思って
出家した♪という具合です。

感じたことは、
飽きたら、違うものを覗いて
みたくなるし、それによって
価値観や観念が変わるってことは
自然なことだなぁって
ことです。また、自覚があるから
行動変容につながったんだと。

対を考えてみると、
老い⇔若さ
病⇔健康
死⇔生
いずれも、失わなければ
痛みを伴わないような
ものばかりだとも言えそうです。
自覚が伴わなければ
慢心となると。。。

納得できるエピソードだなぁと
感じてしましました。

人は変わるけれども
人を変えることは出来ない。
自覚は他人がそそのかしても
当人しか成しえないものなので
深追いは禁物ですね。
子育てもしかり。

「いつかはだれでも認知症」
 これを自覚することが
 大事だと思うので、
 健康啓発活動で
 取り上げたい
 テーマでもあります。
 深追いはしないよ。

※TOPのひらがなアートは
 井伏鱒二『山椒魚』を表現したものです。

岩の間に閉じ込められて
しまった、山椒魚のお話なのですが
ブッタのように外を見ても
価値観が全く違います。

ブッタと比較したら、
山椒魚は王族でもないし
価値観が違うからねぇと
感じたりして、そこに
多様性を感じました。
前提は違うけど
自由に連想しました。

怨みは捨てることで止むという
仏教の教えも連想したのでピック
アップしました。

〆はCody ChesnuTTで!

■Cody ChesnuTT
 What Does Freedom Mean (to a free man) (12 Years a Slave sdtrk) session
 48:08~丸っと曲が聞けます。

自由な人にとって
自由とは…慢心かもしれない
自覚を持っている人も
いるかもしれないが…

健康な人にとって
健康とは慢心かもしれないのと
同じように…って妄想しました♪

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