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成長について(10)

現代社会のボトルネックは「熟考不足」という考えを持つようになりました。
現代人はあまりにも簡単に結論を出す傾向があります。現代社会では情報が瞬時にアクセス可能であり、意思決定を迅速にしなければならない状況が多いため、熟考を無視した結論が出ることがあります。

迅速な結果や効率的な手段を追求する雰囲気が、問題を徹底的に把握し、深く突き詰めていく態度を阻害します。
さらに、インターネット以来、感情に振り回され、いろいろなことを試み、絶えず変化する特徴を持つ人々… 言い換えれば、単なる「新しもの好きな」人々だけが不必要に目立っています。

2010年代には「発達障害」が「流行」し、一部の場合には、かのような流行の雰囲気とつながって受け入れられたこともありました。一部の確信犯が、発達障害の用語や概念をトレンドとして利用することもありました。

10年代を(もっとも悪どく)支配したのはモードとしての「衝動性」でした。

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