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「うちの精子たちも頑張ってますって!」

不妊治療は、監督二人と競技者によるスポ根ドラマみたいな気がする。

監督とは我々夫婦二人。チームのメンバーの卵子ちゃんと精子くんたちが毎月繰り広げる公式戦。

ごはんを食べている時間やふとした時、お腹の中のこの小さい人々の様子をイメージして夫と会話している。

私「あなたの性格から考えると、チビへらいたち(チビ+夫の名前 = 精子御一行のこと)はみんな達成欲が低そう・・・」

夫「ひどい・・・」

私「なんかさ、五合目くらい(膣入った所)でシャバの空気吸って満足しちゃって、お弁当広げたりお昼寝始めそうじゃない?卵子までたどり着く気概のある子がいる気がしない」

夫「たしかに。。。いや、うちの子たちだってがんばってますよ!!ご来光目指して登るって!!たぶん・・・」

私「うむ。よろしく言っといておくれやす」


ディスられてるのに(私の八つ当たりひどい・・・)、「あんたんとこの卵子だって、ひきこもりすぎなんじゃないの?!」とか反論してこないあたり、夫はいい奴だなと思う。

夫が気にしないのを良いことに、また生理が来てしまったら(不妊治療では「リセット」という恐ろしい言葉を使う)、「今月もみんなピクニック楽しみすぎちゃったんだな」と想像して、あまり心を振り回されずにやり過ごすことにしようと思う。(あ、もはやスポ根要素はなくなってしまったね)


※前回、暗い気分の話を書いてしまったので、今日は妊活が始まっての我が家の様子をお届けしました。

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うちの夫はこんな人です。



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