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【英語ガイド予約】アウシュビッツに行った。

一度は行ってみたいと思っていた。
行ってよかった。

実際に見るのと、教科書で見るのとは全然違う。


アウシュビッツへ

場所

『アウシュビッツ・ビルケナウ博物館』

ドイツではなくポーランドにある。
「アウシュビッツ」はドイツ語。
この博物館のある場所の名前は、
ポーランド語でオシフェンチム。

予約方法:公式サイトで

※予約はガイド付きのみ。

個人の場合は当日にチケットを入手するのかも。
個人で行ける時間は限られていて、時期によって違う。


予約内容

内容: 英語ガイド (3時間半)
時間:9:30~13:00
料金: 100 PLN
チケット:電子チケット

私は3月に行って、
個人で入れる時間は早朝か夕方だったので、
ガイド付きで午前中に行くことにした。

1日ガイドもあったけど、値段も高いし、
そんな集中力持たない思ったので
短い方を選んだ。

(結果的に説明してもらいながら周れるガイド付きにして良かった。)


博物館に到着

とても綺麗な建物だった。

平日だったからか学生さんがたくさんいた。

トイレは無料。
施設入り口の外に。

ATMも外にあった。

当日にチケットを買えるカウンターも。

それらを通り抜けて荷物検査をして中へ。
飲み物は持って入れる感じだった。
中にカフェもあった。

カウンターでチケットを見せて、
英語ガイドのステッカーをもらう。
それを服に貼り付ける。

9:30まで待機。

ショップで日本語ガイド冊子を購入しておいた。
(20PLN)


ガイドスタート

9:30ぴったりに、
British感のある喋り方の優しそうなお姉さんのガイドが始まった。
お客さんは20人くらい。

飲み物は途中で飲んで良いと指示があった。
一部を除いて写真はフラッシュなしだと撮って良い。

みんなイヤホンをセットして、
お姉さんの声をヘッドホン越しに聞く。


まずはアウシュビッツ1号へ

ガイドだから写真をパパッと撮っていかないと置いてかれる。

レンガの建物は劣化していて、
中に入るのが危ないものもあると言っていた。
今はそれらを修復中らしい。

各建物内にいろいろな展示があった。


アウシュビッツ2号・ビルケナウ収容所へ

こちらにはバスで移動。
無料バスは20分ごとにでていた。
3kmの場所にある。
バスだと8分くらい。
この日は天気が良かったので、歩いて向かっている人たちも見かけた。

ここではよく写真で見る、線路と建物を見ることができた。
収容所の中では、ベッドがたくさん置いてあった。
どんな思いで毎日生き抜いていたのかと思うと、つらくなった。

記念碑などもあった。


見学終了

最後にガイドさんが
「忘れるのが一番いけないこと。」
と言っていて、じんと来た。
バスでアウシュビッツ1号に戻った。



感想

アウシュビッツを訪れた日は、とても天気が良かった。
とてもここでホロコーストが行われていたとは思えなかった。


でも、想像した。


当時たくさんの人が
アウシュビッツに住めると思って電車で移動して、
ここに着いてほっとして、
シャワー室に行くと思って服を脱いで。


選別された人たちは、
1日700キロカロリー分のみの食事が与えられて、
体罰を受けながら労働して、
ベットは1段を3人で使って、
そんなのが毎日続いて。
明日生きれないかもしれなくて。


もし自分がその立場でその時生きていたら。
なんていう想像はできなかった。


また、「殺す側」にいた人は、
本当はどんな気持ちだったのかも気になる。

人は環境によってはどんなことでもできてしまうのではないかと
思うと怖くなった。


これが現実に起こったということは忘れないでおこうと思う。


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