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玄界灘はなぜ魚がうまい?なぜ塩がうまい?【おむすびからの学び教育。#17】

玄界灘から連想するものは何でしょう?

一番にイメージするのは、美味しい魚ではないでしょうか?
「美味しんぼ」でも、横綱が大好きな鍋として、
アラ鍋編がありますが、登場してくるアラは玄界灘のものでした。

なぜ玄界灘は、美味しい魚がたくさんいるの?

それは、プランクトンの存在が大きいようです。
玄界灘は、日本海側と太平洋を結ぶ海域で、暖流と寒流が交わる潮目が発生しやすいため、様々な栄養塩類が海中にあり、プランクトンが発生しやすい環境となっていると言われています。
プランクトンが沢山いるから、いろんな魚が集まってくるんですね。
玄界灘の代表的な魚は、ブリ、カンパチ、マダイ、アジとかと言われていて、僕は佐賀に行って、アジフライが大好きになりました。

なぜ、玄界灘はミネラルが豊富なの?

プランクトンは、ミネラルを摂取して成長します。そのため、プランクトンが豊富な海は、ミネラルが豊富にな海と言われています。
なぜ、玄界灘はミネラルが豊富な海なんでしょう?
それは自然がつくったいくつかの奇跡的な地形に関係があるようです。

・川からの栄養塩流入:
玄界灘の周辺には、大きな川が流れています。川から流れてきた栄養塩が、海域にとどまり、ミネラルが豊富になっている可能性。

・海流:
玄界灘は、暖流と寒流が交わる場所であり、潮目が発生しやすい海域です。潮目は、栄養塩が海面近くに湧昇する要因となっており、ミネラルが豊富になっている可能性。

・海底地形:
玄界灘の海底地形は、急な傾斜や海底谷が存在し、海底の地形が複雑になっています。この複雑な地形が、海底に堆積しているミネラルを海水に溶かし出す要因となっている可能性。

これらの要因が複合的に影響しあって、玄界灘がミネラル豊富な海域となっている可能性があるようです。

ミネラルが豊富→
ミネラルを求めてプランクトンが集まる→
プランクトンを求めて魚が集まる

という原理です。

この玄界灘の海水を使って、美味しい塩を作っているのが、唐津の加唐島という離島にある「一の塩」。
omusubiSAGAでは、この「一の塩」のお塩を使わさせて頂いてます。

いちのしお

玄界灘の海まんまの塩。
それは、ミネラルたっぷりの塩ってことなんです。
かなりの贅沢w

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