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歩いて30秒。紅茶専門店「nanashian」【恵比寿村ご近所散歩#10】

オープンするsake&teaバーからのお散歩日記。
ずっと気になっていた、近所の紅茶専門店

nanashian 

土、日、月曜日の朝から夕方限定でオープン。
いつ見ても、ほぼ女性しかいない。
そして、ほぼいつも満席。完全にアウェイ。w

でも、ご近所さんだし、
一度ご挨拶にも伺っているので、
そして、提供しようとしている緑茶同様に茶葉からつくられる「紅茶」を
どのように提供しているのかも勉強したくて、
入りました。おじさん。

緑茶紅茶は、一見全く違うように思えますが、
茶葉は同じツバキ科のチャノキから作られる点は同じです。
何が違うかというと、加工工程に違いがあります。

緑茶→不発酵茶
紅茶→完全発酵茶

発酵は火を入れる事で止まるので、
緑茶は摘んで直ぐに加熱するのに対して、
紅茶は完全に発酵させます。
その間にある半分発酵させたのがウーロン茶
になります。

緑茶は湯飲み茶碗。
紅茶はTea cup。
と器も主に陶磁器で飲むのも、
同じ文化の香りがします。

nanashianさんは、
紅茶だけでなく、Tea cupも色々取り揃えていて、

『紅茶✕Tea cup』を楽しめます。

僕が選んだ紅茶は「ダージリンティ」。
そしてTea cupは、
ロシア皇室御用達の「インペリアル・ポーセリン」。

インペリアルポールセン

インペリアル・ポーセリンは1744年設立らしいんですが、ピョートル1世がドイツに行った時に、宮廷でマイセン磁器を目にして感動のあまり、俺もつくるー!っていう歴史があります。

因みにマイセンは、有田焼を見たアウグスト王が自分たちも作るぞーって、めっちゃ苦労して作ったもの。

なので、

有田焼→マイセン→インペリアルポールセン

という流れになります。

ってことは!

インペリアルポールセンは有田焼の孫

佐賀の血をひく器になります。
確かに有田焼らしさが感じられます。
有田焼の柄に金箔が美しく施されたようです。

ひょんな、ところから出会ってしまった佐賀w。
nanashian teaさんは、
都会の真ん中でゆったりとした時間が流れてます。
ちょっとホッとしたい時に、是非!

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