おおなかさきこ|ホリスティック社会起業家

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おおなかさきこ|ホリスティック社会起業家

オフィシャルサイトhttps://sakikoonaka.jimdofree.com 大阪生まれ。京大法学部卒(株)リクルート勤務後、競争社会から脱落。ヒーリングサロンTerra@芦屋、西表島。神奈川県藤野にてシェアリビング・コタンを運営。One for All Women代表。

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最近の記事

誕生日に

全てが特別に見える、誕生日の朝。 裸足で濡れた草を踏む。 昨夜、雨が降ったのか。朝露なのか。 いつから人は、裸足で大地を踏まなくなったのだろう。 足に土や草がつくことを、厭うようになったのだろう。 この心地よさ。安心感。 家に帰り足を洗う1分間が惜しいくらい、 舗装された道を車輪でスピードを出して進めることが進歩であり、人間の幸せなのだと思い込めるくらい、 私たちが失ってきたものがある。 ⁡ いやいや、誕生日の朝から、失ったもののことを嘆くのはやめよう!! だってこんな

    • 「先に転がる子、さきこ」

      日連神社に行くと、「さきこ」「さきこ」と呼びかけられるような気がする。 「先に転がる子、さきこ。怖がらないで。」 そんな声が胸の内に感じる。 私自身からの声なのか、どこか違う存在からなのか、それを包括したものからなのか。 昨日のお祭りの後の神社を見に行こうと思った。 朝の氏神様へのご挨拶は久しぶりだなあ。神道がどうとか、朝のウォーキングはセロトニンが出るとか、色々考えていたけど、そんなのどうでもいいような感じがする。 「先に転がる子、さきこ。怖がらないで。」 その声は、

      • 今年一番大きな気づき(8/21現在)①

        胸の内を書くと言えば、今年のこのことを書かずにはいられないのが、年末年始にあったあれだ。 年末に娘と実家に帰ろうと思っていたら、母がぎっくり腰だという。「まさか帰ってくるとか言って、何も手伝わずにいるつもりじゃないでしょうね?」的な、ちょっと攻撃的なにおいのするメールがあったので、やれやれというか、おやおやというか、「手伝うつもりで帰るけど、こういう言い方されるとやる気がそがれるな」と内心思いつつ、シンプルに「大丈夫?もちろん手伝うよ」と返信した。 実家に帰って、関西の友人と

        • 乳酸菌で心が整うとは

          乳酸菌は日本人の体にとって特別なものだと、漬物びとの仁くんは言う。 身体に良い菌は色々あるけれど、それらのバランスをとって活躍させやすくするのが乳酸菌だそうだ。例えばお味噌や醤油、日本酒を作る麹菌。甘酒や塩麹も人気で、最近は食している人も多いと思うけれど、良い乳酸菌が絶対的に足りないらしい今の日本人は、麹菌ばっかり摂っても身体に活用することができないんだと。 夏の縄文漬け、柴漬けの講座のときに仁くんから聞いたそんな話を、旅の途中に名古屋のりさちゃんにしたところ、ええっ!という

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        • 今のうちがわ
          7本
        • 西表島で生きた29歳〜34歳の日記
          3本

        記事

          修行

          インド人に顔が似ていると子どもの頃から言われてきたからか、インドはずっと気になる国だった。30歳を過ぎた頃に、1人で1ヶ月間旅して以来、それほどご縁のなかったインドだが、最近になってなんだかインド縁が再燃している? にんにん繋がりで知った「府中インドの会」に、「これは行きたい!」と思ったパロミタ友美さんのお話会。インドのバウルという吟遊行者になったという友美さんが、修行について語るって言うんだ。修行か、、、修行したいと思ったことはないが、「これは修行か」と思うような辛いこと

          調子乗って

          昨日、思い切って書き始めてみたら、本当にちょっと頭の中が軽くなったような気がする。新しいことを始めるのって、弾みっていうか、きっかけがないとできないものだろうけど、私はなんでこんなに溜めに溜めてしまったのだろうか?何がそんなに怖かったのだろうか? 調子に乗って、今朝は朝の瞑想も、口の中のオイルクレンジングも、神社までのウォーキングもやってみた。瞑想は、若い時に瞑想する度に眠くなっていたこと、インドのヴィパッサナーでの強烈な体験から、「また眠くなるだけかな」と思ってしまったり

          事始め、書き始め、流出始め

          頭の中がパンパンな感じがする。 胸の中もパンパンな感じがする。 お腹だけは、パンパンじゃない。すぐ出る方。頭と胸とバランス取ってるのかと今思った。 伝えたい想いがいっぱいあるのに、書くとなると人の目が気になって書けなくなっているのか。 パソコンに向かって書くのが、しんどいのか。この画面見るのが、目が辛い。姿勢が辛い。それは絶対にあるなー。 後は、読み返しては、すぐ手直しできるんだもの、パソコンで書いたら。永遠に終わらないのかってくらい手直ししちゃう私は、完璧主義なのがダメな

          不動産屋なんて、ない西表島 Iriomote#03

          家探しは2年越し? 西表島に住むことを決めた。 次は家探しだ。 西表島に不動産屋さんは、ない。 それは全く気にならなかった。 だって、住んでいる人は2500人。家は、1000軒あるかな?全部見て回ってもしれてるし、気に入ったものがあったら、持ち主を見つけるのも簡単だろう。 と、思った。はるかに広い沖縄本島を走り回っていたから、なんだか気楽に考えていた。 島を観光がてら回りながら、会う人会う人に 「どこか家は空いていませんか?」 と聞いてみることにした。 ランチハウス

          不動産屋なんて、ない西表島 Iriomote#03

          私が移住先を西表島に決めた理由Iriomote#02

          西表島初上陸。 濃厚ないのちの気配 石垣島までは、初めての沖縄旅行で訪れていた。石垣島も離島だけれど、飛行機で行くことができる。そこから船でしか渡れない西表島、竹富島、小浜島、黒島などは「これぞ離島!」というイメージ。離島というと、自転車や徒歩で回れるような小さな島々、という印象があるけれど、実際は沖縄県の中で一番大きな島は本島、2番目は西表島、3番目は石垣島である。 人口はというと、沖縄本島は約12万人、石垣島は約5万人いるのに、西表島はなんとたった2500人程度!いかに

          私が移住先を西表島に決めた理由Iriomote#02

          女30歳目前 西表島へ引っ越すIriomote#01

          後3ヶ月で20代が終わる、という2004年の5月末、私はわずか5万円で買った中古の赤い軽自動車「プチトマト号」に溢れそうなほど荷物を積み込んだ。大阪南港からフェリーに乗り、引っ越した先は、沖縄の西表島。 知り合いはたった1人、友人の「変わり者」のおじさんが住んでいる。 その西表島で4年間、私は島で唯一のマッサージ店『Healing Salon Terra』をしていた。借りた部屋の目の前の「まるま浜」はまるで、プライベートビーチ。東側の海なので夕日は金色ではなく、太陽が島の

          女30歳目前 西表島へ引っ越すIriomote#01