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北海道から上京した女の子のコーデをした話

【この記事で言いたいこと】

・褒めるのが逆効果になってしまうこともある
・似合う服とはその人持ってる特徴を活かせる服である

『東京の人ってみんなオシャレだしキラキラしてる』
上京してきた女の子とご飯に行ったときこんなことを言ってました。

その女の子と知り合ったきっかけはXで当時同じゲームが趣味で一緒にプレイしたことでした。就職の関係で上京してきたそうだが自分の服が田舎っぽさ全開で嫌だが、かといって何を買えばいいかもわからないということだった。

『折角だし一緒に買う服を選ぼうよ!』と僕から提案をした。過去にバンドメンバーのコーデをした経験とコーデの説明をしたら、
『そこまで計算して組めるならお金払うから一緒に買いについて欲しい』と言われた。

更に詳しく聞くと悩んでいることは
・自分の顔がブサイクだと自覚しているから自分がかわいい服を着てもいいのかと不安になる
・モノトーンの無難な色ばかり選んでしまってレパードリーが増えない
・肩幅が広いからガタイが良く見える
と言ったことでした。

僕はこれを聞いた瞬間に、まず本人に自信を付けさせるところから始めた方がいいと思いました。いくら〇〇が似合うといって提案しても結局『私って顔良くないし、、』と受け入れられない未来が見えました。なのでまず本人の持っている色素(肌の色や髪の特徴など)を伝えることから始めました。

話してわかったことは、
『ブスじゃないよ!』
『もっと自分に自信を持っていいよ!』
こういう励まし方は逆効果だということでした。

本人の経験からくる自己肯定感の低さやコンプレックスは簡単になくなるものではなく、他の人からも同じように励まされてきことでお世辞で言われたり気遣わせてしまったと捉え更に本人の自己肯定感を下げてしまうからです。

なのでその子の持っている色素の特徴と強味を根拠もって話す方向にしました。あとは不器用でいいので自分の言葉で伝えることでそれが本心で言っているという姿勢を見せるのも大事だと感じました。


・髪の色ははっきりした黒だから大人っぽい路線で行く
・確かに可愛くはないけどでもブスだとは思わない。口紅やチークも今より
濃い色を使っていった方が本人の雰囲気に合いそう
・ニットやカーディガンなら体型を隠せるし色のレパードリーを増やせる

色々プレゼンはしましたが主にこの3点を伝えました。最終的に本人は納得してくれた様子で後日原宿と渋谷を歩いて一緒にショッピングをすることになりました。

ショッピング当日は様々な服を試着し僕が伝えた根拠がハマるかどうか、本人がそれを実感しているかどうか反応を見ることに集中しました。

似合った服を着た瞬間、場の雰囲気が変わり本人の表情が明るくなったのを今でもはっきり覚えています。自分本来の良さを引き立つ服をと出会えた時その人から気力に溢れたオーラが出てきて衝撃だったのを覚えています。


結果的に青のトップスを買うことになり本人もいろんなお店を見れて楽しかった、かわいい服って自分に似合ってるかわからなくて買うのが怖かったけど後押ししてくれてありがとうと言われました。
そしてお礼として1万円貰いました。(まさか本当にくれるとは、、)

少しでも本人が自分に自信が持てるきっかけになれたのならこんなに嬉しいことはないなと思っています。その服を着てどこかに出かけ素敵な人や場所に連れて行ってくれると良いですね('ω')ノ

自分にとっても学びになるとても良い経験でした。


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最後まで読んで頂きありがとうございました!では!


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