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文学フリマに初出店しました。【イベントレポ】

初めて出店者として参加した、文学フリマ広島6が無事に終わりました。サークル「ねこのひげ書店」として、詩集2冊とミニ詩集1冊、アクリルキーホルダーを販売しました。

販売した詩集とミニ詩集

自分の作品を売るということ自体が初めてで、1冊も売れなかったらどうしようと不安な気持ちになったり、逆に売れすぎて午後困るんちゃうかな!?と無敵モードになってみたり、未知すぎて準備段階の感情はジェットコースターのようでした。
終わってみて、イベントに出て本当に良かったと思います!Xやnoteのフォロワーさんや詩誌「wonder」同人の方ともお話しできましたし、私を訪ねて来てくださった方もいて、それが何よりも嬉しかったです。
今後のために、自分なりに感じた良かった点や反省点を振り返ってみます。


「ねこのひげ書店」のブース。殆どあるもので揃えた!


良かった点①:事前広報

「Twitterを見て来ました!」「雰囲気が気になって…」と伝えてくださった方も多くいらっしゃって、SNSのお知らせを二人で頑張ったのは良かったと思いました。
ゆとりさんによる毎日のTwitterの告知(あいうえお作文や本の内容紹介など工夫されていて面白かったです)、私が急に作りたくなって作ったHPや動画、noteの記事…やれることはやり切った気がしますし、コツコツやることってなんて大事なんだと実感しました。
開始早々にお客さんが来てくださったのには本当に救われました。詩集『喫茶ニューロマンティック』はこの日一番の人気でした!


良かった点②:フリーペーパーを作ったこと

フリーペーパーがあるとブースに立ち止まってもらいやすいです。じっくり読んで気になってもらえたら…という思いを込めて、お品書きを載せたことも良かったです。次回は作品をもっと多めに載せたいし、部数は3桁は必要だったと思いました。

出店者=著者と分かりやすいよう名札も用意。


反省点①:ブースでのお声がけ

接客業についたことも殆どなく、慣れない中で頑張った!ブースで試し読みをされている時は、お客さんの方を見過ぎないように、静かに待っていました。話しかけられすぎると本の内容が入って来ないと感じたのでこれはOKだと思うのですが、アクキーを眺めてくれているお客さんにはもっとお声がけをしても良かったのかなと反省しました。
「君ありて幸福はゼラニウムの花言葉なんですよ」とか、そういう一言があった方が作り手の思いを伝えられるし、売れやすくもあったかも。これこそが即売会の醍醐味なのでは!?質問を待つだけではいけないと思いました。次に活かします。(ああ、我ながらストイック…)


反省点②:管理の甘さ

何と言っても管理の甘さです。一部の本については事前に届いた部数を数えていなかったこと、お釣りと売上を分けて管理していなかったため、売上部数のカウントが正の字頼りになってしまいました。


反省点③:お昼過ぎは結構賑わっている

お腹が空いて空いて、腹が減っては戦はできぬ!!と14時くらいに離席してしまいましたが、今思えばこの時間は人出のピークだったように思います。
詩集をセットで買ってくださった喜びの瞬間も見逃してしまったし、訪ねて来てくださった方にも申し訳なかったです。
あとはブースについて、置く試し読みの本は手前に、とかもうちょっと高さを出せばとか色々あるのですが…しっかり学んで帰って来れて良かったです。

通販のご案内

文学フリマで販売した詩集2冊の通販を開始しました。ご興味のある方は是非ショップを覗いてみて下さい。匿名配送です。

アクリルキーホルダーはゆとりさんのBOOTHが後日開設される予定なので、またここに追記しておきます。そちらからよろしくお願いします。


改めて感想とお礼、次回の出店について。

私は、約一年前にnoteを始めるまでの長い間、殆ど一人に向けて書いていました。あるいは書くことを忘れて生活していました。
だからこうやって外に出て、広く自分の作品を伝えようとする活動をしている未来が来るとは予想もしていませんでした。外に出てどころか新幹線での遠征になりましたが観光もし、カキフライも食べ、大いに楽しみました。

「ねこのひげ書店」は学生時代の友人である"ゆとれひとゆとり"さんとのサークルですが、私はこれまで周りの誰にも公言せず、一人でこそこそと書いていたので、そういった意味でも予想のつかなかった今。誰かと一緒にやることの楽しさと責任感を噛み締めている次第です。

文学フリマ広島への出店は、実は5月の文学フリマ東京への申し込みがギリギリのところで抽選になってしまい、悔しいやら残念やらで「鉄は熱いうちに!!!」と一念発起して申し込みました。結果、たくさんの人や本との出会いがありチャレンジしてみてとても良かったです。ありがとうございました。
次回東京が当たれば出ますが、それ以外は今のところは考えていません。東京に出るなら新刊が出ます。構想がすでにあったりなかったり…。


帰り際に嬉しい感想を見つけました。本当にありがとうございました!

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