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古着と流行について

 ※本記事は、instagramの投稿を再編集したものです。



古着が「人と被らない」はほぼ終わった?

 古着は「人と被らない」、「1点モノで、オリジナリティがある」と言われてきました。

 人と違う格好をしたい=古着
 という認識も強かったかと思います。

 ですが今や空前の古着ブームとなっているファッション業界において、古着というカテゴリの中での「流行」が存在しているかと思います。
(昨今ではチャンピオンのリバースウィーブ、ブラックデニムなど。)

 都会や古着屋に足を運べば、被るときは被る。
 古着が「人と被らない」と言われる時代はほぼ終わったように思います。


自分の思う「カッコイイ」を大切に

 そんな今だからこそ改めて思うことがあります。
 それは「たとえ人と被っていてもいなくても、流行っててもそうでなくても、自分が“カッコイイ”と思えるなら、それでいい。」ということ。

 そう思った理由は2つあります。

古着というカテゴリ自体、年代毎に付随する流行
 やカルチャーの影響を受けて価値付けされてきた
 部分が大きいこと。
 その繰り返しによって「ヴィンテージ古着」やそ
 れをデザインソースとした洋服が価値ある物とし
 て存在していること。
 つまりは流行やカルチャーなくしてそれらは存在
 しないはずで、結果的に恩恵を大きく受けている
 ことになる。
 これらのことから、洋服を楽しむ上で「流行」を 
 否定すること自体がナンセンスであると感じたた
 め。

①を踏まえて、「流行」に踊らされるのではなく
 あくまでも自分自身の感性や価値基準で服を選ぶ1
 つのアンテナとして活用していきたいと思ったた
 め。

「流行」と適度に付き合う

 流行は、ファッションを廃れさせず盛り上げてくれるスパイスであると考えています。
 それを、ほどよい距離感を保ちながら活用していき、自分が「カッコイイ」と感じる服を選ぶための材料にしていく。

 そうすることで、流行を受け入れつつも、自分らしいファッションを楽しんでいけると思っています。

 また、洋服の背景知識を集めることで、服自体の流行やカルチャーはもちろん、なぜその流行が「今」なのか?などをより深堀りできることにもつながるため、並行して楽しんでいきたいと思っています。

 今回は以上となります。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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