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古着ファッションにおける「帽子」の有用性

 こんにちは。こうです。
 今回は、古着ファッションにおける「帽子」の有用性について書きます。

 まず、今回のテーマの結論から。

 帽子を取り入れることで、よりスタイリングのテーマに説得力をもたせることができる。

 
 具体的に解説します。

 2枚の画像があります。どちらも「アメカジ✕ストリート」をテーマにしたスタイリングです。
 テーマを意識して見たときに、どちらの画像がしっくりくるでしょうか?

ネルシャツはニューヨークのワークウェアブランド
「FIVE BROTHER」の80s。
パーカはニューヨークのストリートブランド「Supreme」。
パンツはテキサスのワークウェアブランド
「Dickies」の90s。


ニットキャップはアメリカのスケートボード雑誌
「THRASHER」のロゴがあしらわれたもの。

 どちらかといえば、「2枚目のほうがテーマとしてしっくりくる」と思われる方が多いのではないでしょうか?
 このように、帽子はコーディネートのアクセントになるだけでなく、テーマやカルチャーをより強調する効果もあります。

 帽子の起源は、古代ギリシャの旅人が日除けのために用いた被りものが最初であるといわれています。
 現代でもさまざまな機能性を考慮された帽子がありますが、衣類とちがい絶対に身に着けなければいけないものではありません。
 極論、「あった方がいいけど、なくてもいいもの」です。

 むしろ帽子に関して必ず身につけるような場面でいえば、身分や役職など「所属先の表示」が必要なときが多いです(特に男性の場合)。
 このことから帽子は、思想や文化を表す側面が強いともいえます。

 そんな帽子だからこそ、ファッションとしてテーマやカルチャーを大事にしたいときに取り入れることで、よりそれらを強調し明確にすることができます。
 もちろん衣類だけでもテーマを明確にすることはできますが、アイテムや組み合わせによってはテーマがわかりにくいことも。
 そこで帽子を被ることで、説得力が増すことにつながります。

 古着が好きな方は、自身の好きなテーマやカルチャーを表現するのが好きな方も多いと思います。
 そんな方こそ、スタイリングの際に積極的に帽子を取り入れてみてはいかがでしょうか。


 今回は以上となります。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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