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【詩】ダイヤモンドのジャム
見た目は夢のように美しく
誰もが憧れる
瓶を光にかざし
溢れる輝きに見惚れ
特別な宝物にして
でもキミはある日
知ることになるだろう
甘くなくて
ざらざらしていて
喉を通りにくい
その味を
そうしてやがて
棚の奥にしまわれるけれど
思わぬときに顔を出して
浮かび上がらせるのだ
痛みと憧憬と悲しみと喜びを
【詩】ミモザの咲く庭
ミモザの花が咲いたら
モスグリーンのベンチを置き
皆で写真を撮ろう
そうしたらきっと
この庭は永遠になって
いつでも帰ってくることができる
僕はずっとここにいて
君を待っている
もしかすると
君には見えないかもしれない
それでも
ここは僕たちの庭
君が忘れても
ここは僕たちの庭