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別に自己肯定感はそんなに低くないから気にしないよと思ったことはありませんか?しかしあいつムカつくなと感じたのであれば読んでみてもらいたい。

『鋼の自己肯定感』著 宮崎 直子

あなたは自己肯定感は高いだろうか?こちらのサイトでチェックが可能なので試してみてほしい。https://select-type.com/e/?id=AU4yQDW-rhY

自己肯定感とは「ありのままの自分を肯定する、好意的に受け止めることができる感覚」だそうだがどうやってそんな肯定的に自分をみることができるのだろうか。

これを読むにあたってそもそも自己肯定感が低い状態をしらなければならないが、私個人としては自己肯定感は常に高い。

常に低いヒトとというのがどのような状態なのかがわからないので「ワークをしたら自己肯定感があがった!」という感想が書けないし、実際に行った方も個人差があるものだと感じる。

しかし著者が人生の半分を日本、もう半分をシリコンバレーですごし、その違いを多角的にみることで日本人にも馴染みやすく、海外思考バージョンを加工してととのえてくれているのが本書だろう。

仕事だけではなく、元夫もシリコンバレーで出会ったアメリカ人ということもあり、すべてが偏りすぎない見解をもっていることは日本人が実際に取り組みやすいと感じる所以だろう。

”許すと赦す”この違いに特に納得する。本書の例では矛盾点があるという意見もあるが、例えば上司から嫌なことをされたり、毒親の存在など「された」ことへの行為にたいしては許さないが、上司も上司から嫌なことをされ続けていたり、毒親の親からも体罰やひどい環境で育った。などの経緯があるのかもしれない。

そう考えるとその人自体を赦してもいいのではないだろうか。という考えだ。

確かに99%嫌なところがあるかもしれない。それでも1%どこかいいところもあるだろう。そして赦すことができたとき余計なモヤモヤを取っ払ってその人を自分の人生に登場させないという考えもできるのだ。

もし赦せずにモヤモヤしていると仕事が終わった後でも上司を思い出したり、人生ことあるごとに毒親の存在を思い出すだろう。

そんなことはしなくていい。大丈夫だ。あなたは大丈夫だ。あなたはこれまでの人生で素直にしたがうのが好きだったのかもしれない。人から愛されたいという思いからその行動をしていたのかもしれない。

すべては今のあなたを作っているが、ほんのちょっと考え方を変えて今日からできる「わたしはどんどん幸せになっている」と自分に問いかけてみよう。

靄つく気持ちが晴れた瞬間がわかる時それは自己肯定感の出し入れができる。つまり出し続けられる方法を身に着けられると気づける瞬間だ。


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