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樺黄小町蜘蛛

全土、朝鮮半島、中国に広く分布する。在来種中で最も毒が強く、国内のクモ刺咬症例の大半を占める毒グモでもある。
~ 省略 ~
生まれた子グモは、1回目の脱皮がすむと一斉に生きている母グモにとりついて体液を吸い取ってしまう。この間、母グモは身動きができないわけではなく、敵が近寄れば威嚇して追い払おうとすることが観察されているが、子グモに対しては抵抗しない。母グモは30分程度で絶命し、半日程度で体液を吸い尽くされてキチン質を残すのみとなる。

これを元に140字小説を作って見ました
(勝手にやってしまいました。許してね)

選択

子グモに食べられる運命
それは、決まった事
疑いのない決定事項
習性
それに嫌な思いなんてなかった

しかし、私は神様に選択を与えられた

「子ぐもに食べられない事も出来ますよ」

当たり前のことが当たり前じゃなくなる
私は考えた
が、直ぐに答えは出た

「私は我が子に食べられます」

そして、神様に感謝した

【裏話】

習性って無意識だと思うんです
そこに、選択を与えられる事で、考える行為が
産まれます
同じ結果でも、考えて、選択して、子ぐもに食べられる事は、また違う感覚なのかなと思いまして

140字小説

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