見出し画像

【行政書士_マーケティング#1】女性×ウェルビーングの視点でマーケティングを考える

 最近、県立図書館通いにハマっています。市立図書館とはまた違う蔵書のラインナップで、訪れるたびにあれもこれも借りたくなる衝動を抑えるのが本当に大変です(汗)。

 さて、本日は「女性たちのウェルビーングマーケティング」(WELL WOMANプロジェクト監修 同文館出版㈱発行)を読んで、開業準備中の行政書士として感じたことをお伝えしたいと思います。

 まず、
「ウェルビーング(well-being)」とは、「健康、幸福、福祉」などと直訳され、世界保健機関(WHO)憲章では、「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることを言う」と定義されています。

 現在、ウェルビーングに関しては、精神論的な立場というよりも、幸福を科学的に捉えて実現する研究が進んでいますが、私自身は勤務している会社で、ウェルビーングを考える異業種ウェブセッションに以前参加したことがあります。

 そのウェブセッションは、ウェルビーングを定量的に把握するための手法を学ぶものだったのですが、そもそも、ウェルビーングな状態を数値化することはなかなか難しいことです。
 そこでは実際に、場面ごとでのウェルビーングな状態の項目を列挙したり、閾値を設定したりして定量化するという作業を実際にやってみました。とても有意義なセッションだったなぁと思います。

 さてここで、女性の立場で考えるウェルビーングな働き方って何だろう?と考えてみたいと思います。
 まず大前提として考えたいのは、女性の持つポテンシャルを最大限に活かし、仕事のパフォーマンスを向上させることではないでしょうか。

 それには、例えば妊娠出産、育児やその後の更年期などによる女性特有の心身の変化(症状)を、病気ではないからといってないがしろにしないこと、いわゆるヘルスリテラシーを身につけ、向上させることではないかと、同書では言及しています。

 同書によると「ヘルスリテラシーとは、健康に関する知識や情報を資源として、自分の健康に関する意思決定や行動をコントロールできること。ストレスや困難な状況に直面しても、他者から支援を求めることも含め、資源を活用してうまくコントロールできることを言います」とあります。

 今後の日本経済を支える要として、女性の活躍はますます推進されることになると思いますので、女性の人生におけるキャリアステージ毎の様々な変化や課題に対して、柔軟に対応できる環境(会社そのものや社会全体)を整備していくことは、これからも課題であり続けると思います。
 女性の活躍における課題に取り組んでいく行政書士になりたい!と改めて思いました。

 本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

引用元 『新しいビジネスをつくり出す「女性たちのウェルビーング」マーケティング』(WELL WOMANプロジェクト監修 同文館出版㈱発行)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?