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なんでもできる、なんでもなれる

なんでもできる! なんでもなれる! 輝く未来を抱きしめて!
フレフレ、みんな!フレフレ、私!

2018年~2019年にかけて放送していたプリキュア。

HUGっと!プリキュア

第15弾のプリキュアです。
悪の組織クライアス社が完全にブラック企業として有名です。(?)

・出撃には稟議書
・目標達成しないと本社に帰れない
・敵が負ける時に、辞めさせてもらいますの捨て台詞

プリキュアは結構時代を反映しているんだけど、ブラック企業とはつっこんだな、というのが印象でした。


それ以上にすごいのは、多種多様な登場人物

ロボットがプリキュアになる。(しかも最初は敵だった)
悪の組織(ブラック企業)によって作られたルールー・アムール。
(なんとCVは田村ゆかり)


男の子だってお姫様になれる!と叫んだプリキュア。
「性を超越した美」として作品の中では人気、アイススケーターのジェンダーレス系男子、若宮アンリ。
オシマイダー(敵)にアンリが鷲掴みされた時、「遅いよ、ヒーロー。僕、お姫様ポジションになっちゃってない?」と苦笑いするアンリ。
そして「男の子だってお姫様になれる!」とオシマイダーを倒しに行きました。


作中で主人公達は、プリキュアになって戦うのと同時に、いろいろな職業を経験し、自分探しをしていきます。
女の子は、男の子はこうあるべき、など言われがちなことがある中、なんでもできるよ、なれるよ、とプリキュアが教えてくれます。

ジェンダー論を子供アニメにぶっこんできている、と衝撃を受けました。


これって凄いことで、どんなことにも言えます。
私達はなんでもバイアスをかけてモノを見がちなところがありますね。
ジェンダーとかそういのでなくても、学校での立場、仕事での立場、社会での立場、みんな何かを気にして生きているような気がします。

あ、これは私やっちゃダメだな、言っちゃダメだな。
あれは●●さんの仕事だ、これは上司の責任だ。

他人事にするのは簡単ですが、それではプリキュアが教えてくれた「輝く未来」を抱きしめられてませんね。


男の子だってお姫様になれる!

キュアエールの言った言葉。
色んな捉え方ができますので、覚えておいてくださいね。笑


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