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映画「花束みたいな恋をした」

話題の映画「花束みたいな恋をした」を観てきた。
前の記事でこんなこと書いてたけど宇多丸さんの映画評やそのあとの各パートナーとの盛り上がり、あとネタバレありの別冊アトロクが聴きた過ぎて。
ちなみにまだ別冊アトロクは聴いてない。
※ここからもしかしたらネタバレありかも

時間的に調布にある映画館がちょうど良かったので車で行くことに。
映画を観ていて舞台が調布周辺ということに驚いた。
「あーあれはあの辺だな」とすぐにわかるロケーションで勝手に親近感が。
あと麦(菅田将暉)と絹(有村架純)が仲良くなる共通の趣味的な話もちょくちょく「あーそうそう!」って感じで引き込まれていった。
こんな話あるかよーってなるかなとも思ったんだけど、あまり気にならなかった。こういうのが脚本の良さという事なのかな。


恋愛の最初の気持ちのまま続けば一番いいんだろうけど、そんなに甘くはない。そんな事わかっていても、一番大切だと思ってた人ほど簡単に傷付けたり、勝手に期待したり、絶望したり。

誰も悪くないから辛いんだよなこういう別れ方は。
「大人になる」っていうカンタンな言葉では言い表すことの出来ない、自分だけがそうあれば良いって話でもない。
一緒にずっと居たいからこそ努力するんだけど、それですれ違ってしまう。

バランスってすごく難しい。

映画を観ながらもうカップルがもう勝手にオレの友達になっちゃってて「おい麦、お前それ違うよ、順番違うよ、マズローの法則を読め!」ってずっと助言したかった。
こういう映画の見方をしちゃうのはあんまり良くないんだろうな。
でもこういうアタマになっちゃってるんだよな。

マズローの法則について詳しくはこちら



あと「終わりの始まり」という言葉が出てくるんだけど、これはいつからか自分の頭の中にずっとある言葉。

恋愛に限らず「とても幸せな時間・楽しい時間」を過ごしていても、いつかそれは必ず終わるというすごい冷静な自分が必ずどこかにいる。



観終わった後に映画の中でふたりが同棲していた多摩川沿いのアパートのあたりをドライブしてみた。

本当にとても綺麗な物語だった。

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