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母乳分泌過多の私の母乳育児〜母乳外来とはどういう所なのか

こんにちは😊子育て&心の病アドバイザーのかっぱママです。
いつもnoteをご覧頂きありがとうございます。

今まで三回にわたって母乳育児のお話をしてきました。

前回までの内容を、まだご覧になっていない方はぜひ読んでみてください↓
第一回目
「母乳分泌過多と乳腺炎について」
第二回目
「母乳の為の食事ってなんだろう。そして私の乳腺炎の原因とは」
第三回目
「いざ乳腺炎になってしまった時の対処法」

さて、四回目は母乳外来についてのお話です。


母乳外来とはどういう時に行くのか?

母乳外来は母乳に関しての悩みを相談できる場所です。例えば

・おっぱいがあまり出ない、量が少ない
・赤ちゃんがうまく飲めない
・母乳が赤ちゃんにちゃんと足りているのかわからない
・ミルクとの併用の仕方がわからない
・離乳食とのかねあいがわからない
・乳腺炎になってしまった時
・しこりや乳首に白斑、傷ができてしまった時
・断乳、卒乳したい時

などです。
助産師さんは母乳外来の専門の資格を持っているので、母乳に関してのスペシャリストです。

上のような悩みにアドバイスしてくれたり、実際に赤ちゃんに母乳をあげている様子を見て、やり方を教えてくれたりします。

そして乳腺炎やしこりができた時、おっぱいが張ってしまう時、おっぱいがあまり出ない時などその人に合ったマッサージをしてくれます。

赤ちゃんの身体測定もできる設備があるので、実際授乳をしてどれくらい赤ちゃんが母乳を飲めているのかもチェックすることができます。

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大体が予約制になっていますので、いく時はまず電話をして予約を取ってから行って下さい。

そして母乳外来では色々なママが授乳をする場所であり、マッサージをする時は上半身裸なので、殆どが男子禁制だと思います。

その為、旦那さんは一緒には中には入れないと思いますのでご注意ください。
(病院に併設されているところなどは、旦那さんもオッケーな所もあると思います)


母乳外来の相場

大体3000〜5000円くらいでしょうか。

再診だと3000円ほどだと思います。保険適用ではないので、少しお値段は高めですがそれだけの効果があると思います。
病院などではないので、ほとんど現金対応だと思います。現金を多めに持っていくことをおすすめします。


母乳外来に行く際の持ち物

タオル
(バスタオル、フェイスタオル何枚かなど電話で最初に指示があると思います)
診察券(初診の時はなし)
母乳育児相談室の手ぬぐい(桶谷式の場合。初診の時はなし)
母子手帳
育児日記など日々の授乳や赤ちゃんの様子を記録しているもの
着替え
赤ちゃんのグッズ
(オムツ、お尻拭きなど。ミルク混合の場合は飲ませている哺乳瓶やミルクも一緒に持ってきてと言われる場合も)
筆記用具
飲み物

必要に応じてお昼ご飯を持って行ったり、その時の時間や状況によって考えて準備して下さい。

私の場合はマンションまでに階段がありエレベーターがない、とても急な階段だったので、ベビーカー(しかも重たいエアバギーでした)を片手に荷物と子供を抱っこして上がらなければならず、根性で乗り切りました(笑)

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およそ両手で30キロ以上はあったでしょう・・・。登り切ったあとは「母は強しだな」と独り言を言っていました。
この時ばかりは、抱っこ紐を持ってくればよかった〜!!と初診の時に後悔したことを覚えています。

実際に母乳外来に行ってみよう!

さて、乳腺炎になっちゃった!!赤ちゃんが母乳を飲んでくれない!!
母乳外来というものに行ってみようと思った時。

でも、母乳外来って一体どういうところなんだろう・・・おっぱいをマッサージされるっていうけど、どんな感じなんだろう。なんかちょっと行きにくい、というか勇気がいるイメージだなぁ・・・ちょっと怖い。

そう思われる方もいらっしゃると思います。
私も初めての時はちょっと緊張しました。

出産した病院には産後1ヶ月のケアで通いました。その後も産婦人科には行っていましたが、乳腺炎をあまりに繰り返すので、引越しを機に行きつけの母乳外来を探そうと思いました。

私が通っていたのは桶谷式の母乳育児相談室で、ゴールデンウイークに空いている桶谷式の相談室を回ったので、東京も神奈川もいくつか受診しましたが、
どこの相談室もやることや指導は大体同じでした。

そしてマンションの一室で助産師さんが2人くらいの体制で見ているのも同じでした。
それなので、桶谷式の場合はその助産師さんと自分が合うかどうかの問題かと思います。

最初に母乳外来に行った時は、本当についてみると普通のマンションで、看板もなかったです。本当にここであっているのかわからず電話して、
「近くに来ているのですがどこでしょう?」と聞いたほどです(笑)

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マンション内に入ると、ドアに母乳育児相談室という札があり、ここだということがわかりました。

「こんにちは〜」
と入ると、元気なおばちゃんの声がして

「は〜い!!まずは手を洗ってね〜!!」なんて言われます。
そして子供と手洗いを済ませ、中に入ると、本当に病院というよりもお家の中という感じで、近所のおばさん家に上がったような感覚です。

入ると、壁に母乳に関する食事のことなどが張ってあったりして、赤ちゃんの遊ぶおもちゃや、おむつ替えのためのスペース、赤ちゃんを寝かせるためのお布団などがあります。

ソファーや椅子、テーブルもあってそこで授乳をしたり、ご飯を食べることもできました(コロナの前だったので、今はもしかしたらダメな場合もあるかもしれませんが)
電子レンジなどもあり、離乳食などを温めるなどもできたと思います。

そして奥に診察室があり、初診では母乳育児相談室の手ぬぐいが渡され、自分の名前を書きます。(これはどこも同じなようです)この手ぬぐいが診察券のようになっていて、これは毎回持っていきます。

私は、「わかりやすいようにでっかく書いてねー!!」と言われたので、あふれんばかりに名前を書きました(笑)

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そしてこれを持っているとどこの桶谷式に行っても再診で見てもらえるようになっています。

初診の時はマッサージの前に、まず授乳の状況や、赤ちゃんの出産の時の事、
その後の発育、発達の事、今の悩み
などを話します。

私の場合は乳腺炎だったので、すぐにマッサージへという流れになりました。

上半身の服をぬいでベッドの上に仰向けになります。
先程の手ぬぐいを濡らして、いざマッサージ開始です。

手ぬぐいの他にタオルが必要な場合もありますので、それは助産師さんの指示に従って下さい(母乳がかなり出る場合など、母乳が吹き出すのを拭いたり、おっぱいの上にかけたりします)

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マッサージ中はママが不安にならないように助産師さんは大抵悩みの相談を聞いたり、自分のお話をしてくれたりアドバイスをしてくれたりします。

これで私はとても救われました。何せ今の子育てというものは孤独な事も多く、こうしてなんでも話を聞いたり悩みを相談できる人という存在はとても大きかったからです。

辛さや痛みもわかってくれるので、安心してマッサージを受けることができました。

桶谷式に関しては痛くないマッサージという事らしいのですが、それは内容次第なのではないかなと思います。

私のような乳腺炎の場合のマッサージはやはり痛くないわけではなかったです。
いやむしろ激痛でした。
指が触れただけでも激痛だったので・・・仕方ないですね。
ただ乳腺炎ではない時のマッサージはそれほど痛いと思ったことはないです。

桶谷式の他に堤式などいくつかあるとは思いますが、桶谷式が一番有名どころなのかなと思います。それなので桶谷式の母乳外来は探せば結構出てきます。

違いはなんだろうかと考えると、大きく違うと思うのは、桶谷式は、食事指導が入るということでしょうか。
桶谷式は食事が母乳に大きく影響を及ぼすと考えられているようです。

母乳外来はざっとこんな感じの場所です。
最初の一歩を踏み出すのは勇気がいるかもしれませんが、母乳育児をうまく進めるためには私はとても必要な場所だと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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