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ことばの銀河で拾った星のかけら

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誰かのことばに触れて散った火花を書きつけました。
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記事一覧

【1周年】オラクルメッセンジャー1年生の振り返り

【1周年】オラクルメッセンジャー1年生の振り返り

みなさま、いかがお過ごしですか?
やっとやっと、1年の振り返り記事を書くことができます!
まずはみなさまに、改めてお礼を申し上げたいと思います。
2020年の2月にこのnoteを立ち上げて以来、とても多くの方に足を留めていただくことができました。
いいねを押してくださったり、フォローしてくださったり、励ましのコメントを寄せていただいたり、すべてがとても嬉しく、励みになりました。
実は、1周年を迎え

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【30,000view突破感謝】最近のモミジノアトリエ事情

【30,000view突破感謝】最近のモミジノアトリエ事情

みなさま、こんにちは。
タイトルにある通り、noteの閲覧数が30,000viewを突破しておりました!
まさか年内に30,000view感謝記事を書けるとは……!
これもひとえに、私のnoteに足を留めていただいたみなさまのおかげです。
本当にありがとうございます。
毎日のいいねにもとても励まされております!
2020年ももうすぐおしまいとなりますが、年末、そして年始に向けて、引き続き、ほっこり

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【20,000view突破感謝】タロット再開!

みなさま、こんにちは。
タイトルにある通り、私のnoteの閲覧数が20,000viewを突破いたしました!
レムリアン・カードを使ったオラクルを上げつづけて7カ月あまり、こんなに多くの方々に足を留めていただくことができました。
改めて、感謝申し上げます!
これからも、すきま時間にほっこりできるオラクルをお届けできるよう、細く長く、コツコツ続けていければいいなと思っておりますので、これからもよろしく

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【10,000view突破感謝】カードリーディングについての2、3の覚書

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
タイトルの通り、2月から続けてきた毎日のオラクル記事のview数が、トータルで10,000を突破いたしました。
これまでコツコツ書いてきた記事を、本当にたくさんの方に読んでいただけたこと、大変嬉しく思います。
ここに足を留めてくださった方、いいねを押してくださった方、コメントを寄せてくださった方、フォローをしてくださっている方、すべてのみなさまに、改めて感謝申

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水晶の卵――青い傘の占い師の言葉

水晶の卵――青い傘の占い師の言葉

 志彌。(ゆきみ) さんに、オンラインサロン「青い傘」内で占いをしてもらいました。これは、その結果に対するアンサー記事となります。

 芳川泰久は「新たな物語の測量者ジュール・ヴェルヌ」の中で、ラボアジェとラプラスの水分子の発見が、それまでの世界観を根本的に覆すものであったことを指摘しています。地火風と合わせて4大元素と称された「水」は、世界を構成する最も基礎的な要素と考えられていました。その「水

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おまじないと占いと天使

おまじないと占いと天使

 おまじないと占いと天使。こう書くと、なにやらスピリチュアルめいてくるが、ここではスピリチュアルな事柄は特に扱わない。では、なにを扱うか。女性作家が書いた短編作品集だ。西加奈子『おまじない』、木内昇『占』、市原佐都子『マミトの天使』、3つ合わせておまじないと占いと天使である。私にしては珍しく、ここ1年は女性作家の作品集を読む機会が多かった。意図的に選択したというより、偶然そうなったのだが、この偶然

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青い傘3つの質問

青い傘3つの質問

かのこさんから、オンラインサロン上に、「青い傘メンバーのみなさんへの3つの質問」が送られてきました。
自己紹介もかねて、回答してみたいと思います。
(こういう感じ、個人サイト時代を思い出してドキドキする……)

【質問1】読む方が好き? 書く方が好き?
 結局、「読む」=解釈する方が好きなのだと思う。その解釈を他人に伝えるため、結果的に「書く」技術も磨いてきた。しかし、なにかしらものを書ける人間で

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ハマスホイについての気づき覚書

 ヴェルデさんの「ハマスホイ展のこと」を拝読したら、ハマスホイの室内画について腑に落ちることがありました。感謝の意を込めてコメントを残したら、ヴェルデさんから、WEB美術手帖上に掲載されている「ハマスホイはなぜ室内画を描いたのか? 19世紀デンマークの時代背景から読み解く」をご紹介いただけました。こちらの記事も拝読して、さらに色々と気づかされることがあったので、自分の記録として覚書にまとめておきた

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啓蟄の青金石

毎年、啓蟄を迎える時期に、必ず読むことにしている作品がある。
山尾悠子『ラピスラズリ』の巻末に置かれた、「青金石」という短編。
この作品は、いくつかの連作を締めくくる、エピローグ的なものなのだが、私はこの「青金石」が、ことによると山尾悠子作品の中でも1、2を争うくらい好きである。

視界にほのめく青。梁を濾して頭上から落ちかかるひかりの筋が数を増し、色に染まり、気づくとそれは青い宝石の色の滝となっ

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