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プライドもってやってること

「手伝って」と人に頼むのはとても難しい。

でも、手伝ってほしいと言わないで気づいてもらうことはもっと難しい。ていうかほぼ無理だし、言葉で伝えてないのに人に気づかせるような遠回しな言動はあんまりしたくない。

だから今日ははっきり手伝ってほしいって言おうと決めた。
それなのに、結論として相手には華麗にスルーされてしまった。

2年間一緒にやってきたペアの相手とは、結局ここまでこのまま来てしまった。頼みたいけど頼めない。気づいてほしいけど気づいてはもらえない。そう思ってはっきり言っても、伝わらない。他の人から言ってもらっても、やっぱり伝わらない。

周りの人からは、期待してはいけないと言われてきた。それでも私と2年一緒に仕事をしたのだから、そういうことも学んでほしかった。気遣いとか、ちょっとしたフォローとか、そういうことがどれだけ互いの助けに、プラスになることなのか、気づいてほしかった。でも、それを私にしたいと思ってもらえるほど、私は彼へのフォローや気配りができていなかったということなのかもしれない。そう思うとなんだか切なくて、悲しくなってしまった。この2年間は何だったんだろうかと。でもそれは私の自己満足(自己不満足?)だったのかもしれないとも思う。

自分が退勤しようと思ったときに、職場に他の誰かが1人になるようだったら、何か手伝わせてほしいと私は思っちゃう。直接手伝えることがなくても、できるだけ終わるまで待っていようと思う。向こうは必要としていないかもしれないけど、私は私で自分の仕事をしながら待っているからいいのだ。帰りがひとりじゃないだけでも心強いと感じるのは私だけだろうか。先に帰ってくださいと言っても、何だかんだいいながら最後一緒に帰ってくれる人がいたら本当に嬉しいと思ってしまうのは、私だけだろうか。それを他の人にも強制するつもりはまったくない。でもみんながそれぞれ誰かに対して「手伝おうか?」と声をかけたり、誰かからのその気持ちを感じることだけでもできたら、みんなの心が温かくなるんじゃないかなと思うのだ。

自分が手伝ってもらえなかったとしても、私は私のやり方を変えるつもりはない。先輩方から教わったし、見せてもらったし、助けてもらった。そこから学んで、自分なりに噛み砕いて解釈して、プライドもってやってることだから。今のペアの人にも、今すぐ気がついてもらえなくても、いつかふと思い出してもらえたらいいんだけどな。

もしサポートいただけることがありましたら、また他の方へのサポートに使わせていただき、循環させられたらと思っています!