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自分の部屋を好きになること=自分を好きになること

今までずっと自分の部屋が好きじゃなくて、片付けても片付けても片付かない部屋にいた私。たぶん、今回初めて断捨離に成功して、今までで見たこともないくらい広々とした6畳間からこの記事をお送りいたします。

捨てられないのは過去への執着

最近書店でふらっと見つけて読んだ本に、「喜捨」という言葉が出てきました。軽く読めそうな本だったのと、タイトルに本当に頷いてしまって購入した本です。なぜなら私は極度の心配性なんです…

著者は曹洞宗の住職で庭園デザイナーというなんか不思議な人のようですが、下記のように説明がありました。

禅に「喜捨」という言葉があります。
「惜しむことなく喜んで捨てる」ということですが、お寺や神社でお賽銭を投げることを、こう表現するのです。
大切なお金を、なぜ、喜んで捨てられるのか?
それは、「ひとつ捨てることは、執着からひとつ離れること」だからです。

このあとに、クローゼットにある洋服の話なども出てくるのですが、「執着から離れる」という言葉がスッと入ってきたのです。

私の今までの片付け

私は掃除は好きだけれどものを片付けるのが昔から苦手でした。要素を自分で考えてみたいと思います。

①使い終わったものを片付けられない
→「ここで終わり」という概念があまりなく、また時間があれば続きをやろうと考えてしまう。勉強や仕事も「終わり」というより、使うものを出しておけばまたやるだろうとか思ってしまう。結果、やらないし、次に始めようとするときに机を見るとぐちゃぐちゃで士気は上がらない模様。

②単純にモノが多すぎる
→洋服など、「買う」行為が好きで、洋服は滅多に捨てない。また、太いマッキーが部屋から3本出てきたことには驚きました。何がどこにあるかわかっていないから外で困って買ってしまうようです。洋服も文房具も本も、整理されていないと自分が何を所有しているか分からないことに気が付きました。

③もらいものや思い出の品を捨てられない
→もらったものだけど明らかに気に入っていないものや使っていないものは必ずとっておき、干支が一回りしても年賀状もあるような状態。旅行やデートで行ったチケットの半券だけならまだしも、観光地のマップまで取ってある始末。過去に執着してるってことですね。ヨガや瞑想もやるのですが、始めてから「いま」の重要性をひしひしと感じています。

③心の乱れが部屋の乱れに
→部屋をきれいに保てる時(断捨離成功から比べるとモノが多いのですが、、)は、残業も少なく仕事が忙しくない時。校了に追われているうちに部屋はただのベッド扱いになりました。そんな状況で急にリモートワークにが導入されたので、「ここが仕事場!?!?」みたいになって大変でした。。。ちなみに、土日に原稿を書く時は大体コメダに行っていました。何時間で帰るというプレッシャーもあったため、邪魔することのないきれいな机と美味しいコーヒーを提供してくれる場が最適でした。

自分の部屋を好きになりたい!

これはまた今後記事にしようと思いますが、私は少し前に体調を崩して休職を経て退職して、時間がある状態です。そこで家にいる時間が増えたので、「この部屋にいたくない!」「コロナもあるし、お金もかかるから自分の部屋を居心地の良い空間にしたい!」と一念発起して片付けることにしました。

今までは仕事をしたいときだけでなく、一人で落ち着きたいときも、カフェや喫茶店、ビアバーとかに行っていたのです。実家だからとはいえ自室があるのに、よくよく考えると、変だよね…。

※適応障害やメンタルクリニックに行っていることを隠すつもりはありませんが、それを自分のアイデンティティとして発信をしたくなかったので、自己紹介では触れず、HSPについて触れました。HSPは病気や障害でなく生まれ持った気質であるといわれているため、主治医とも話したことはなく、自己診断です。ただ休職の話は私の一部として今度書きますね。

捨てることが楽しくなった

今まで洋服が捨てても捨てても入りきらず、ロフトベッドの下に新しい洋服をかけ続けていました。

それが、コロナで外出の機会が減ったこともあり、また25歳を迎えてさすがに自分が今着たい服や似合う服の見分けもつくようになり、要らない洋服を捨てまくることに成功しました。次のシーズンでも着たいものは残す。2年着ていない服は捨てる。壊れていないけど家ですら来ていない服はゴミ。

そうするとだんだん捨てるのが楽しくなりました。まさに「喜んで捨てる」

ロフトベッドの下は洋服だらけだったのですが、タンスや短いクローゼットに入らないワンピースやロングスカート、コートだけになり、それも埃除けを買い足さずに入りきる量で、洋服が目に入ることはなくなりました。

ゴミ=情報量が多い部屋は疲れて休まらない

本も、本棚に入りきらないものは捨てたりメルカリで売っています。バッグも捨てました。すると、部屋の床面積が2倍ほど広くなりました!

今まで休まらなかったのは、洋服や入りきらない本が見えて脳のキャパを奪っていたからだったんだな、と感じました。

自分の部屋を喫茶店のように落ち着く空間に

折角空いたスペースにモノを置くのはどうか、といった声も聞こえそうですが、座る場所はデスクの椅子とロフトベッドの上しかないこの部屋。寛げるスペースが欲しいと思い、ニトリで人をダメにする系のクッションを買いました。今、そこでこれを執筆していますが、とても良いわね。(本当はYogiboが欲しかったよう・・・働き始めたらね・・・)追ってサイドテーブルも届くので、ここでお茶したいと思います。

部屋がきれいになって、一番びっくりしているのは、自分のことを好きになったように感じることと、恋人や友人に依存しなくなったこと。部屋に入った時に「は~なんだこの部屋」と思っていたのが、「お~私の部屋いいじゃん」になったんだから、当たり前ですよね。

「自己肯定感が低い~泣」って悩んでいたのですが、自己肯定感って言葉じゃなくて、シンプルに「自分を好き」になりたいな。

文章書くの好きで、長くなってしまいました!読んでくださった方、ありがとうございます!では。

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