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心に響いた 読み返したい おススメの記事をまとめました。
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もし明日自分がこの世界から消えるとしたら

「40歳を過ぎるとなかなか成長できなくなる」と聞きました。仕事が落ち着くころだし、これまで生きてきたやり方、性格の癖や習慣が染みついていて、同じことを繰り返すようになるからかもしれない。そして若い時と違って、あちゃーと思われていても誰もアドバイスや忠告をくれなくなるかもしれないですね。 傲慢で勘違いした大人にならないように気をつけなくては。そんな時、私は20年以上前にイタリアでただひたすら走っていた自分に戻ります。 23歳の夏、イタリアのミラノの石畳の小道を走っていました

食に関するおすすめポッドキャスト。お洗濯を畳むのが楽しくなって学びにまでなるなんて。

皆さん、こんにちは! おすすめ映像また教えて!と言うリクエストにお応えして、今回はおすすめのポッドキャストをお伝えしたい。 かなり前から聞いているのが、ワインに関するポッドキャスト。その名も

ドレスは学問に貢献できるか?

わたしの活動が、なんと論文に掲載されました。 ドレスの仕事をしながら通信制大学に通うわたしですが、「論述」は大の苦手。このnote上でも、たびたびそのできなさっぷりを披露してきました。そんなわたしが、なんと論文デビューです。といっても、自分で書いたのではありません。 なんと、わたしのドレス活動が、学生さんの卒業論文に掲載されたのです。論文タイトルは「ウェディングドレスから見るファッションの消費文化」です。 掲載された論文の内容について読みたい方は、目次から「ウェディング

ただ美しいドレスをつくる #未来のためにできること

【文藝春秋SDGsエッセイコンテスト#未来のためにできること グランプリ受賞作品】  わたしが未来のためにできることは、ただ美しいドレスをつくること。  わたしは神戸のちいさなアトリエで、ウェディングドレスの仕立て屋をしている。最近ではSDGsの影響もあり、お直しやリメイクへの関心が増えてきたように思う。古いヴィンテージドレスをお直しすることもあるし、お母さまのドレスを花嫁さまのためにリメイクすることもある。  ミシンとトルソーと作業台だけのちいさなアトリエだが、それで

40代、ドレスと学問は両立できるか?

 学びは、わたしたちを、思いもよらない素敵なところに運んでくれる船だと思う。  3年前の今ごろ、わたしは40代後半で通信制大学に入学することを決めた。ドレスをつくる仕事と、学業との両立には不安もあったし、ふたりの子の母でもあるわたしが大学で勉強を始めることは、最初は家族にいい顔をされなかった。  でもわたしは学びをあきらめなかった。  そしてわたしはこの春、芸術大学の文芸コースを卒業し、学芸員資格も習得できる見込みとなった。 40代で大学に入った理由 きっかけは、コロ

もしタイムマシーンがあったなら、『深夜特急』の頃の香港へ行きたい

村上春樹さんの紀行文に、「もしタイムマシーンがあったなら」という短編がある。 そんな書き出しで始まる紀行文の中で、村上さんは、1954年のニューヨークに飛んで、当時のジャズクラブに行きたい、と語っている。 さて、その紀行文を読み終えた僕は、もちろん思い巡らすことになった。 はたして僕だったら、一度きりのタイムマシーンで、どこへ行きたいと思うのだろう、と。 正直、今の世界を旅できるだけで十分、と満足している僕は、過去の世界へ行きたいとはあまり思わない。 フランス革命の

【飲食・物販業向け】重い腰を上げてリールを頑張ってみたら、早速効果があったので共有する。

最近あるきっかけがあり、自分が運営する各事業のInstagramアカウントで、いまさらながらリール動画の投稿を始めた。 もちろんやるべきなのは知っていたし、実際に何度かトライしたことはあったが、動画を編集するのが億劫で続いていなかった。 今回、そのきっかけをくれた人の話を聞いて何日か投稿を続けてみると、みるみる効果が実感出来たのでnoteに書くことにした。 「リール、やんなきゃなぁ」と思っている人や、今やっているマーケティング手法が頭打ちになっている人は読んでみると良い

(Aomori × ONE MORE) りんご農家救援!訳アリりんご販売企画(今季は終了しました)

この企画は、2023年12月~2024年2月に開催したものです。 次回も同様の時期に開催予定です。 市場にでない地元の人が食べる美味しいりんごをとっても安く、鮮度管理してお届け!(ただし、訳あり品です) 2023年の夏は猛暑で多くのりんごが被害を受けました。変色・変形・虫くい、、、それらのりんごは通常の市場には出回らず1個10~15円という価格で買い叩かれてしまいます。 雨もすくなかったので身も小ぶりなものが多くなりました。 さらには、暑さによって虫のパワーが増し、多

(Our Story)クリーニングは、あなたへのおくりもの

はじめまして、私達は宅配クリーニングのone moreといいます。 私達の工場は、青森県弘前市にあります。近くにはりんご畑が広がり、工場からは“津軽富士“と呼ばれる秀麗な岩木山が見える、とても弘前らしい場所にあります。 地域では少し名前が通っていて、 「夫の安い服は他のクリーニング屋さん、私の大切な服は御社に必ず出すのよ!」と笑いながらおっしゃっていただけます。 私達には、創業以来ずっと大切にしていることがあります。 それは、服を通して、着る人を考えることです。

言葉の力

皆さん、お久しぶりです! すっかり(半年も!?)時間が空いてしまいました。。。その間、色んな方から見ていますよ、と声を掛けていただき、嬉しくも恥ずかしい気持ちです。未熟な私の文章にお付き合いいただき、いつもありがとうございます。 最近のシバジムですが、新オフィスに引越しをしました(原宿の南国酒家の裏です)。柴田さんと10何年選手の清水さんという空間が得意なシバジムディレクターの先輩が何度も何度も試行錯誤して作り上げた空間。2階建て100坪。なんだかドラマを見ているような気持

おとなりさんは100年以上前からおとなりさん、京のまちに生まれて|大西里枝(扇子屋女将)

京都市郊外に将軍塚という小高い丘がある。市内が一望できる夜景スポットとして、地元の若者が訪れる場所だ。京都には百万ドルの夜景も、高層ビルもない。山々に切り取られたちいさな窪みに、人々の暮らしの灯だけが揺れている。私は、百年以上続く京扇子製造所のひとり娘として生まれ、家業を継ぎ、このまちで商売をしている。この夜景を見るたびに、このまちの狭さを思い知らされる。 京都市の中心部は、住居がぎゅっと密集している。むかしながらの京町家が並ぶこの場所では家どうしの塀が隙間なく、みっちりと

自己紹介とお仕事依頼について

noteを始めて半年が経ちました。ダッシュボードを見たら、のべ50000人以上の方に読んでいただいている!わー、なんかすごい! 皆様ありがとうございます💕 noteを始めたばかりの頃、スキやフォローをしてもスルーされることが続いてトラウマ(?)になっているためこちらからフォローすることはほとんどありませんが、フォローしてくださった方は基本的にフォローお返ししてます😊 (これまでフォローお返しできなかったのはエロ系の投稿されてる方とか、一日の投稿数がムチャクチャ多い方とか←タ

41歳母の私がサステナブル スタートアップを起業し、トイレットペーパーから始める理由

私が米国ポートランドに家族で移住したのは2019年のことだ。それから約1年も経たずしてCOVID-19が起こり日本は遠くなった。2020年はさらにBlack Lives Matterのプロテストが起こり、米国初の女性副大統領が誕生することになった。COVID-19のため極力STAY HOMEを心がけ、人と会う機会も少なく、身体的行動はかなり減った2020年。ただ心と思考は激しく揺さぶられた年でもあった。 そして2021年になり私はサステナブル、環境をテーマに仲間と会社をつく

私の涙腺が壊れた邦画5選!

昔から映画が好きだった。かと言って中高生の頃は頻繁に観に行く金も無かったから自然とレンタル、とりわけ旧作ばかりを借りて観ていた。 当時はレンタルビデオ店が至る所にあって、レンタルCDと共に隆盛を極めていた時代。 毎週金曜日だけ旧作10本で1,000円と言うサービスをやっているお店があり、飽きもせず毎週毎週借りていた。 当時は洋画ばかり観て、ちょっと分かったような気になり 「邦画とか観る価値ないよ」 なんて思っていたけど、毎週それだけ借りていると洋画もあらかた観尽くし