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おうち焼鳥のススメ【やってみた】

どこにも出掛けられなくて爆発しそうなまん防期間中、私はついにおうちで焼鳥を焼いてしまおうと目論んだ。

そんな話で良かったらどうぞ読んで欲しい。
読み終わる頃には焼鳥が食べたくなっているであろうから、是非、あなたも焼鳥をおうちで食べてみてほしい。

ぶっ飛ぶで。


さて、突然だが、うちは田舎である。
であるからして、つまり、お庭でBBQをしようとも、隣人に文句は言われない環境であることと、元々アウトドア(主にBBQとかBBQとかBBQ)が好きだった夫の影響もあり、BBQの道具は一通り揃っているし
庭でBBQなるものはよくしていたのですが
どうしても。どうしても焼鳥が食べたい。
居酒屋の焼鳥が食べたい。
そんな思いがついに爆発することとなる

庭で、焼鳥をしよう

そう、夫に伝えたところ
「いいね」と即答で返ってきたのである

ならば話は早い。いざ買い出しじゃ。

夫と2人のおうち時間、庭de焼鳥のはじまりはじまり。



━━━買い物の時点ですでに焼鳥パーティーは始まっている。
今日は鶏むねが安いわね、でも私はモモを買うわ
なぜなら今日は焼鳥だからね!
鶏レバーが…無いというアクシデントにも負けないわ
だって近所にはスーパーは3つあるもの

そんなこんなで、いつメン(いつものメンツ)を買う。

鶏ももは外せない。
鶏レバーも外せない。レバーについてくるハツが目当てなところもある。
あとは、鶏皮もいいね
しいたけも、ししとうも、トマトも、あ ささみもいいよね
私のこだわりは、ねぎまに挟むのは長ネギじゃなくて、玉ねぎ。 
あと大葉もたくさん買う。
ちそまき(方言かな)が好きすぎる 

ちそ、は「紫蘇」のことです。
ももに紫蘇を巻いて焼くとなんであんなに美味しいんだろう  
発明した人を崇めたい

そしてもう一つ、こだわりは塩。
岩塩もいいけど、南極の天日塩を使っています。
嘘。わからんけど家にあるから使ってる

カルディで買った覚えがある、なかなか減らん


粒が大きくて、舌に触れる面積が大きいから
少量でも塩味を感じられるので良きだと思います


次は串に刺していくぅ!
ここでむずかしいポイント①
皮を打つのが難しすぎる。
波、波、という風に刺していくが、手に刺さりそうになりながらイイカンジに仕上げるのはなかなか難しい。
ハツの血合いを取るのもなかなか難しい。
真ん中でスパーンと切り、血合いを取っていく
これを取るか取らないかでは、けっこう味に差がでる
生臭さの元は取り除くのが吉ですね

鶏ももは角切りでも一枚でもどちらでも良い。結局食べ頃サイズに切るので
角切りなら三等分くらいにカットすると、食べやすく、焼けやすい大きさになると思います
玉ねぎと、紫蘇を巻いたももを交互に串打ちしていく

想像しただけで美味しい。

私がこの串打ち作業をしているあいだに、夫は炭火の準備をしてくれています
チーム作業です

今日はグリルかな? それとも七輪かな?
どちらでも楽しみ。

トマトさんが意外と甘くて美味しく変身する

さて、串打ちが終わりました

火のほうはどうでしょうか?

焼鳥用のこの道具、ホームセンターで1000円くらい

準備OKみたいです。今日はミニグリルね。

いざ!! 焼き開始!!


まずは鶏もも塩からいきます

焼けるまでのあいだに、何か一品、おつまみを出すのが定番です
もずく酢だったり、キムチだったり、居酒屋のお通しみたいなものですね
これと、焼ける煙を浴びながらお酒を飲みます。

かんぱーい

まだ焼けないかな? まだだよね
そんな事を言いながら、焼けるのを待ちます





塩もも串

焼けた。塩。うますぎる。天才。神。
画像で伝わりきらないのが悔しい。

ビールうますぎる。

次はレバーを焼こう。
タレを付けて… 

あ、タレは串打ち作業のあいだに作っておきました

入れ物は青森出身の友達にもらった“じょっぱりカップ”という日本酒が入っていたもの

このじょっぱりカップ、美味しいお酒でした

この容器か、甘酒の容器に入れるのが定番。

あ、ほいでレバーね
むずポ(むずかしいポイント)②
ひっくり返すと、レバーがくるくる回ってしまって焼きたい面が下になってくれない現象が起きます

なるほど、串打ち3年、焼き一生、とはこの事か…
たしかにむずかしい。

隣のレバーによっかからせて(これも方言?)うまいことやるんよ。
たれの焼けるいい匂いがするね

焼けた。レバー、めちゃくちゃ美味しすぎるんよ
炙りレバー、たまらんよ

塩で→うまいしかない
たれ→うますぎる
ビール→すすむ

そして焼きまくる。

ここでもこだわりが出てくるが、焼鳥の日は他の肉を焼かないという暗黙のルールがある。
焼鳥のみを楽しむパーティーなのだ。
※ただし串に刺してあればギリ許す
エビとか。

焼きまくると言っても、一度にたくさんは焼けない。
そう、じっくり楽しめるパーティーなのだ
2人だから、楽しい。
もちろん大人数でも楽しいと思うが、焼鳥が焼けるまでのあいだにいろんな話をするのが楽しい。

ああでもない、こうでもない、そうすると焼鳥が食べ頃。
そしてまた「美味しいね」って話す。
そんな時間を過ごせる焼鳥パーティーなのだ

しいたけ、ししとうも食べようね
しいたけは、うちの山で穫れたもの。

雨の日の後はぽこぽこ生えてくる


原木から植えて、もぐのが楽しみ。

菌を植えるところ

原木しいたけは本当に美味しい。
植えた苦労があるから、余計に美味しいのだ

さて次は、たれでもも!

もう画像はなくてもわかるよね、美味しいんよ

いっぱい食べたね。最後は焼おにぎりです。

いつもより固めに握って、たれを塗って焼く。
ぽたぽたとたれが炭に落ち
じゅわーっと蒸発
一気に香ばしい煙が立ち上る
まだかなまだかなって、焦ってひっくり返してはだめ。
たれがパリパリになって、お米が少し焦げたくらいがいい。
またたれを塗ってひっくり返したら、しばし待つ
またしょうゆの香ばしい煙が広がって

口の中でザグザグ言うくらい焦げたおにぎりは、うまい。

ごちそうさまでした!





これには後日談がある。

“残ってしまった具材をどうするか問題”について書いていなかったので追記することにする。

うっかり残ってしまったレバー、次の日に野菜炒めに入れるしかないという選択肢は… ない。
私は次の日も、焼鳥は焼鳥として食べたいのだ

それを叶えるには、選択肢は2つ

連日、炭を起こすか
魚焼きグリルで焼くか、だ

串のまま焼いては持ち手が焦げるので(経験済み)
持ち手の部分にアルミホイルを巻く。

そして魚焼きグリルへINして、スイッチぽちー(うちはIH)

自動で焼き時間の目安が計算され、これで放っておいても焼鳥が出来上がるというわけである

さて、10分ほど経ち、焼けたようですワクワク

昨日と同じ焼鳥を家の中でも味わえる……



……わけではなかった

なんだろう、美味しくない。

本当に申し訳ないと思いつつ言うわ、どこぞの某焼鳥専門チェーン店より美味しくない

いや、もう、美味しくない

なんでだろう、昨日はあんなにおいしかったじゃないか
昨日の楽しかった焼鳥パーティーは?もう忘れたの?
というほどに美味しくない

1日経って鮮度が落ちたからというのはもう納得するが
たとえ鮮度が落ちようとも、昨日の今日でここまで変わるのか。

それほどまでに美味しくない

炭火?炭火がそんなに美味しさに貢献しているの…?

となったので、炭火は正義

焼鳥を焼くときには、炭火で焼くのが本当におすすめです。

そして残ってしまったら、次の日は焼鳥丼とか野菜炒めに入れる、が良い。

もう一度言う、焼鳥は炭火で焼こう


まとめ
自分で串から打った焼鳥は、美味しすぎる。
家でもカンタンにおいしい焼鳥作れました。

2人で1500円くらい(お酒代含まず)でできちゃうから、ほんとおすすめです。
あなたも素敵な焼鳥ライフを!


読んでくれてありがとうございました☆
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