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同級生お坊さんに教えてもらったこと

些細なことでイライラして自分でも嫌になり自己嫌悪になるという非常に嫌なサイクルが続いている。そん中仕事でお寺の近くに行ったついでに連絡したみた。
「お〜久しぶり!コロナで暇だからおいでよ!』なんて軽い返事。

1時間ぐらい懐かしい雑談なんかしながらちょっとイライラのこと話してみた。不思議なもんでなんか話したくなった。普段はそんなこと話さないようにしてるんだけど。なんかすごいなお坊さんになった同級生。

「お前は負けず嫌いだからずっと難病になる前の自分となった後自分とずっと心の中で戦ってるんじゃない?こんなはずじゃない!って。もしそうならそこからイライラとか怒りが来てると思わない?どうかな?』

ん〜確かにそうかも。

「俺からみたら昔と変わったところがわかるよ。前は全然イライラするような奴じゃなかったしね。でも俺はそれでも平気なふりで仕事も趣味やってるお前を理解してるし、たまに檀家さんにこんな友達がいてねって自慢してるんだよ。』

そうか。。。

「みんなそれぞれいろんな問題を抱えて生きてるしお前だけじゃないよ。もう少し自分を受け入れてみたらどう?歳を取ったらみんな平等に老いはくるし俺なんか坊主が本当に禿げてきちゃって娘に笑われるしさ、お前なんてフサフサじゃん。俺の気持ちわかるか〜!』

髪の毛については圧勝。

「病気になるとどうしても自分との戦いになってしまうと思うよ。でもちょっと視点を変えてみて。家屋や周りにいる人みんなお前と一緒に戦ってるんだよ。病気になった旦那さんとしてお父さんとして受け入れて生活する家族。一緒に仕事して支えてくれている仲間。病気でダウンしても文句言えないし、言わないでカバーしてくれてるんじゃないかな?』

その通りでございます。。なんかスゥーっと心が整った感じ。スッキリしたというか霧が晴れたような。ありがとう同級生のお坊さん。

「また寄らせてもらっていいかな?』
「もちろん!いつでも来いよ〜。またネタが増えるから。ははは!』

ほんとに寄らせてもらうよ。自己中になってたんだな〜病気を理由に。ダサいぜ。


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