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#110: こんなときだから♪7月のはじまり

チャイコフスキー:『四季』より 7月「刈り入れの歌」(1876)

#106 -112のテーマは歌と踊りがなきゃやってられない!?ー仕事と音楽」

7月がはじまりましたね。

毎月,チャイコフスキー(1840-1893)がロシアの1年間の風物詩を音楽で描いた『四季』から1曲ずつご紹介します。

7月のタイトルは「刈り入れの歌」。

夏の農村では,家畜の餌の干し草作りのために野の草を刈り取ります。
冒頭の力強いリズムは,仕事歌を歌いながら作業に勤しむ農民の姿が目に浮かびます。

途中,夏の日差しが強く,体力を奪われ,しんどさを感じながらも力を合わせながら仕事に励み,力を振り絞っている。そんな情景も感じられます。

2020年7月。まだまだ梅雨空がつづき,本格的な夏はまだ遠く感じられますが,もうすぐそこまで迫ってきています。「異常気象」という言葉が毎年のように聞こえてくる日本の夏ですが,体調を整え,心の中でエンヤコラと掛け声をかけながら乗り越えたいですね。

九州地方の豪雨がこれ以上ひどくならないことを祈るばかりです。

今日もみなさんにとって,素敵な一日でありますように!


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