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映画「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」感想 ×ワカンダの王×タカロンのネイモア×同盟か復讐か

ワカンダのその後が観れて、王がいなくなった後にどのようにワカンダが歩むのかが分かった。タカロンとの戦いがメインで、他の既存ヒーローとはほぼカラミがなかった。ただ、次世代ヒーローのアイアンハートが出てきた。今までのMCU作品とは違いが、前作だけ観るだけで本作の内容が理解できるのは驚きだ。今回は、タカロンが強く、兵士全員がブラックパンサーが使っていたのと似たようなハーブで進化しているために、ワカンダの精鋭でも大苦戦する。しかも、海のような水フィールドでは、強くなるので手に負えない。タカロンの王、ネイモアはかなり強く、足首に羽が生えているだけなのに、アクションシーンは滅茶苦茶カッコいい。ブラックパンサーとタイマンで戦うが、ネイモアを乾燥させてパワーダウンさせてやっと対等になるぐらい。ネイモアはククルカン、羽を持つ蛇の神の意味だが、見た目は不気味だが強くなさそうだったのが、いざ戦うと圧倒的な力を見せる。正直、雷を使わないソーのイメージで肉弾戦の強さが光る。新しいブラックパンサーのシュリがデビューで戦うには強すぎる相手だ。タカロンの兵士は、非常に強いのが印象的だった。水に強いヒーローやヴィランは中々活躍できないので、本作のタカロンの兵士、ククルカンは水が近くにあれば、まさに最強のヒーローと言える。女王とシュリが微妙にすれ違っているため、ワカンダと同盟も考えているネイモアの魅力が引き立っているのは皮肉である。

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