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生徒の中に残ったもの

はじめに

 合唱コンクールの余韻冷めやらぬ中、今日は進路説明会を行いました。いよいよここからは受験モード一色になってくる。もちろん、そうならなければいけないんだよね。現実と否が応でも向き合うことになる時期。でもここで「自分とどれだけ向き合うのか」がかなり大切。自分の現在地がわからないままでは、どっちに進んだら良いかわからないもんな。正直、今どこの高校にいくかが大事なんじゃない。これからどう生きたいか、そのために自分がどうするかを真剣に考える。この経験が今後に生きるんだよね。それに気づけるように支えていかないとなぁ。

今日のつぶやき

 本文にもあるように、今日の日記なんかは読んでいて幸せになるものばっかりだった。生徒の喜びがひしひしと伝わってくる。これは担任冥利につきる時間だね。生徒が何かを成し遂げた姿を一緒に味わうことが出来るわけだから。そして中でもいいのが、「勝った喜び」に着眼しすぎていない点。行事は勝つためにあるんじゃない。よりよいクラス作りのための手段なわけで。そのために必要な学びを、今回の行事からたくさん得ているのが素晴らしいなぁと思いました。何事も一生懸命やっているうちに、大切なことを見失ってしまうことがある。これは読んでいるみんなも同じでしょ?オレも一緒。そんな中で、子どもたちがそれに終始しなかったことには感心しました。何度も言うように、通過点の感覚を子どもたちには伝えているので、最後の卒業式までクラスを高めていけるように支えていかないとなぁ。こういうシーンを見ると、うっかり自分が満足してしまいそうになるからあかん。一緒により高みを目指して努力していこうと思います。
 そして昨日の記事にも書いた「防衛ミッション」。これもしっかり機能していた。正直、一人二人失敗するかなぁと思っていたんだけど、生徒みんなで意識することできちんと乗り越えてきました。難しいのはこれを継続することでもあるんだけどね。きっと今の子どもたちなら大丈夫なんじゃないかな。自分で成し遂げたことの価値を下げてしまう人って、社会に出ても結構いる。本当にもったいない。自分もそうじゃないか、定期的に振りかえる姿勢が重要かもしれないね。

今日の名言

今あることが
当たり前じゃないと思ったので、
今という時間を
昔よりも大切にするようになった。

By 佐々木 朗希(野球選手)

 今日は今年の野球界を賑わせた選手の一人、佐々木朗希さんの名言を持ってきました。クラスで生活することが当たり前になっている今。どんなときでも家族がそばにいてくれることが当たり前になっている今。どれも当たり前じゃない。でもなんとなく続いているから、ずっと続くような気がしている。失わないとわからない。だからこそ、なんとかそれを自覚していかないといけない。今の生活は長くてもあと5ヶ月弱で終わってしまう受験一色になっていくこの時期だからこそ、それを再認識することが重要なんじゃないかな。時間も空間も大事にしていきたい。

今日のTikTok


おわりに

 世の中にはいろんな人がいる。すごく一緒にいて楽しい人もいれば、なんか居心地悪い人もいる。たくさん共感できる人もいれば、なんだか理解できない人もいる。そんな当たり前のこと改めて実感している今日この頃。いろんな人から学ばせてもらうことにしよう

それでは、今日も一緒にいい日にしよう


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