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●散文、雑記、詩っぽいの。

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ギンフルマの青いやつの延長とか
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2023年12月の記事一覧

抱えた秘密は、まだ嫌な色で光っていた。

 そのまま家に帰って、鏡で自分を見て、自己嫌悪でひどく嘔吐した時は心底ほっとした。

 ……抱えた秘密は、まだ嫌な色で光っていた。
 人の心の甘く棘々しい部位で。
 こういう種類の秘密って、たった1つ抱えただけで、まるでこの世の大事な知識ぜんぶを手に入れたかのような良い心地にさせてくるんだなと思った。
 自分だけが裏の状況を理解している。それに対して周りの人たちは、まるでみんなアホ面下げた無知の集

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言葉という重荷をおろしきった先の。

言葉という重荷をおろしきった先の。

ひとりで行ったカラオケの帰り
変電所の脇をとぼとぼ歩いた
歌で精魂を出しきってしまって
少し汗をかいたシャツが
風で冷えた

ひとりで行ったカラオケボックス
ひとりで居るはずなのに
「比較」から逃れられない場所

自分ひとりで歌っていても
曲と曲の合間の沈黙
壁越し
誰かの歌声が聞こえて
心の中で採点している自分がいる

だから
喉を潰してしまうのだ
ひとりの部屋なのに少し格好つけて
声を張るから

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みんな「いいリズム」って言ってる。

みんな「いいリズム」って言ってる。

ズレた楽器ばかり集めて聞き比べしてた
他人の言葉に傷付いたことのある人たちばかりだった
みんなまるでびくびくしていた

"セカイ"は
好意に限っては一瞬で相手に届くような
便利な仕組みを作ってしまった

引き金1つ
承認が相手へ飛んでゆく
みんないっぱい撃つ

それとは別に
コメントも求め合っていたのだけれど

言葉は減った

みんなその傷付かない弾に似た形
ドールハウスみたいなのが増えた

「傷

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