ちょっと色々うまくいかなかった今日。

作った資料は
否定されることはないものの
微妙な反応だった。
ドラッグストアへ買い物に行けば
何を買いたかったか忘れ、
でも一度帰るのは悔しくて
棚をひとつずつ確認するはめになった。
ほかにもほんの細やかなのことだけど
うまくはまらない、
しっくりこない感覚が
ずっと続いていた。

夕方になって
自転車を走らせていると、
向かいから５歳くらいの男の子と
お母さんの親子が歩いてきた。
子どもは予想外の動きをするからなと
ちょっと否定的に感じてしまったのは
——またうまくいかない
と思い込んでしまったから。

私の心配をよそに、
男の子は落ち着いた足取りで
真っ直ぐに歩いていた。
そしてすれ違いざま
その子のＴシャツに
書かれていた文字に
私は大きな衝撃を受ける。

それまでのあれこれを
全部受け入れてくれるような
「大したことないよ」って
励まされるような気分だった。

帰路につきながら
今日のマイナス要素な出来事を
ひとつずつ思い返してみる。
都度その言葉を浮かべれば
どうってことなくなってしまった。

出かける前からずっと
今夜のメニューに悩んでいたけど、
メニューに統一感なくても
段取りがいまひとつでも
夕飯を作っている最中ずっと
前向きな気持ちでいることができた。

ありがとう、少年。

Don’t worry でもなくて
No Problem でもなくて

ALL Good

素敵なことば。