世界のなかで自分の役割を見つけること 小松美羽さん
川崎市岡本太郎美術館にて、小松美羽さんの展覧会を見に行きました。
なんというか、パワーをもらいました。代表的な山犬はもちろんだけど線の感じとか、絵の奥にある鉛筆の文字とかが心の中を見られた気がして嬉しかったです。
意外と、「性」とか「男女」とかをモチーフにしている作品がありました。
長野という田舎の中で、生と死を身近に感じながら生きてきたそうです。小松さんは幼い頃から周りの人には見えていないものが見えていたそうでした。生理が来てからは見えなくなったとか。「せいし」は「生死」にも「精子」にも変換できますね。
「精子」と「卵子」を死生観にかけた作品もありました。
私も見えないものが見えていたとまではいきませんが感じることは多かったので、少し共感が持てました。田舎に何かがいるのでしょうか。人が少ないから、空間を埋めるように他の生き物や生態系がいるのかもしれません。
ってか、もっとじっくり見たかった!16:00に入館して岡本太郎展が先にあったのですが、そちらに時間をかけすぎました!岡本太郎も豊富なら先に言ってくださいよ〜って感じです。1時間で2人分の作品たちを見るのにはあまりに時間が足りなかったです。
小松美羽さんは私と地元が同じなんです!それがきっかけで興味も持ちました。実は中学校にもいらっしゃったことがあって、お会いしたこともあります。
当時は全く芸術に興味がなくて、なんかすごい人が来たんだ〜くらいの気持ちでしたが、今になって偉大さに気付きました。
見ざる言わざる聞かざる!ならぬ
ちなみに…
入り口すぐにある岡本太郎の作品。
赤って女の子の色じゃないんですよ。
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