ミラクル エッシャー展に行って来ました。
エッシャー展はほぼ日の、
「絵で無限を描く画家」
数学者・荒木義明先生に訊く、エッシャーのこと。
という連載を偶然目にして知りました。
だまし絵の人という印象はあったのですが、「無限を描きたかった」こと、
手法として、平面の正則分割とか鏡面、多面体という数学的なアプローチも多数されていてさらにそれを版画で作っているということを知り、俄然行きたくなりました。
自分も理系出身で、細々したパターンを多様した絵を描くことも親近感を持ったことの理由です。(これは書いている途中の絵。落描き瞑想というものをやっています。)
話をエッシャー展にもどしましょう。展示会って会期がながいと思っていると気づくと終わっていることも多くて。
行ける時に隙をみて行かないと行きそびれる!と思っていたので、今日ならいける!と、突発的に行くことにしました。
会場は上野の森美術館。上野駅の公園口を出て、横断歩道を渡ると多くの美術館は右斜め前方面に向かいますが、上野の森美術館は左側に向かいます。
そうそう、上野駅の公園口の改札内に各美術館のチケットを購入できる窓口があるのでここで買って行くと美術館で並ばずにすみます。ここも並んでいる時がありますが、今日はすぐに買えました。便利です。
今日はお天気もよくていい気分。
曲がるところにはこんな看板も出ています。
で、中は一切撮影禁止なのですが、見応えありましたよー!
今回の展示は、
1.科学
2.聖書
3.風景
4.人物
5.広告
6.技法
7.反射
8.錯視
というテーマに分類されていました。
これらの側面から作品を見ることができて、なるほどーと思いましたし、技法のところでは版画の技法についても見れたり、実際の版木を見れたりもしたのは貴重でした。
4メートルもの作品「メタモルフォーゼⅡ」は、圧巻。
現物は思ったより細かったですが、現物ならではのパワーを感じました。
2時間ほど見て、グッズ売り場へ。
私は見た展示会の図録を買うことが多いのですが、今回の図録は見開き作品のページに糸綴じ製本の糸の色が被っているのをみて購入はやめました。
作品集は欲しいので他のものを探したいと思います。
今回はマステを購入。
個人的には複雑なエッシャーの頭の中と感情の変化を知りたいと思ったので、年代順にその時のエピソードと共にじっくり見てみたいと思いました。
好きな作品は、最初にリンクしたほぼ日のコーナーにある『眼』。いつまでも見ていられます。現物が見れて嬉しかったです。
会期中にもう一度見に行きたいなー
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