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読書感想文〜営業の魔法 この魔法を手にした者は必ず成功する〜

こんにちは。

今回は読書感想文で「営業の魔法 この魔法を手にした者は必ず成功する」です。

この本は新卒で不動産会社に入社して2年目のときに出会った本です。

「営業として」ということをものすごく考えさせられた本で、この本がきっかけで考え方が変わったと言っても過言ではないです。


本の概要

この本はストーリーになっていて、主人公は新卒で空気清浄機を販売している会社に入社しています。

入社以来全く売れない営業マンである小笠原は典型的なサボリーマンで、喫茶店に通う日々。

そんなときに喫茶店で見たトップセールスマンの神谷さんの営業に衝撃を受け、「営業を教えてください」と志願します。

このストーリーの中では、売れる秘訣ではなく営業がいかに素晴らしいかを教えてもらうレクチャーを受けます。そのレクチャーは12回に分かれており、概要だけ下記に上げます。

⒈瞬間の沈黙
⒉人間力
⒊売らない営業
⒋既成概念
⒌応酬話法
⒍二者択一話法
⒎イエス・バット話法
⒏質問話法
⒐類推話法(ストーリー話法)
10.推定承諾話法
11.肯定暗示法
12.ポジティブ・シンキング

後半は「〜話法」と書いてありますが、こうすればいいよというわけではなく、こういう話し方をすれば相手がどう感じるかを考えるということが書いてあります。

一貫して訴えていることは「顧客の話を聞くこと」です。

商品の説明ではなく、何に困っているのか、どういった悩みがあるのかを聞き出すことでそれを解決するための手段を提案するのが営業の仕事です。

ストーリーの最後には、主人公の小笠原がまた次の悩める営業マンから教えを志願される場面で終わります。

営業は誰にでもできる職業であり誰でも成功できるわけではない仕事です。

そのことがよくわかる内容になっていて特に駆け出しの営業マンには刺さる内容になっていると思います。

まとめ

この本が教えてくれたことは、営業のHOWではなくもっと根本にある考え方、在り方の部分です。

営業職は自社の商品・サービスを販売することが主な仕事です。

ノルマを与えられている会社もあると思いますが、ここで大事なのが「契約を取りたいという気持ちが先行しないこと」です。
この気持ちが先行してしまうとどうしても自分よがりな仕事になってしまいます。

もちろん契約を取れなければ売り上げも上がらないので重要なことに変わりはないのですが、その前に立ち止まって「どうやったらこの商品・サービスが売れるのか」「どんな人がこの商品・サービスを買ってくれるのか」のように軽くマーケティングのような考え方をすることで成約率が上がります。

営業は泥臭く、足で稼ぐというイメージが浸透しているようですが必ずしもそうではありません。

営業をされている方でなくても一度読んでみてはいかがでしょうか?

きっとタメになると思います!

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