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楽譜が読めない人のピアノ・レッスン

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楽譜を図解で理解する、楽譜を読むのが苦手な方のためのピアノ・レッスンです。 独学でも「必ず弾ける!」ようになります。 敷居の低いピアノで、あなたもピアノを弾いてみませんか?
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「独学でピアノは弾けない」は今は昔。

「独学でピアノは弾けない」は今は昔。

 読譜で挫折は今でも健在。だけど、ピアノは弾けるようになる。なんとも便利な世の中になったもんだ。楽譜は読めなくても、見りゃ弾ける時代なんだもの。

 読譜は他国の言語と一緒で、理解なしには意味を咀嚼し切れない。だから、基礎知識なしに臨むのは今でも蛮行といえる。かつて『もしもピアノが弾けたなら』の夢を現実のものとしようと試みたチャレンジャーが悉く散っていった裏側に潜んでいた障壁は、ピアノの複雑な演奏

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初ピアノでいきなり『エリーゼのために』を弾く。

初ピアノでいきなり『エリーゼのために』を弾く。

いきなりピアノが弾けると言われても、にわかには信じてもらえるとは思っていません。
一見は百聞に如かず。弾いてみませんか?
まずはピアノなり、電子ピアノなり、あるいはスマホのアプリで鍵盤楽器をお手元に用意してください。

用意できましたか?

最初に「ド」の音を見つけてください。
白い鍵盤(白鍵--はっけん)の上に、黒い鍵盤(黒鍵--こっけん)が並んでいますね。
黒鍵は、2つ並んでいるところと、3つ

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初ピアノでいきなり『竹田の子守歌』を弾く。

初ピアノでいきなり『竹田の子守歌』を弾く。

ずっと習わないと弾けないと思っていました。
それが、ひょんなことから音楽出版社でピアノ本を担当することになり、あることに気づくことに。

ギターは独学で弾けるのに、どうしてピアノが独学で弾けないのか?

障壁は、読譜でした。

ならばと腰を上げて挑んだのがピアノのタブ譜。
ピアノの先生方と喧々囂々やりあいながら、出来上がったのが鍵盤楽譜。

この回のレッスンは『竹田の子守歌』。
京都で生まれた日本

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初ピアノでいきなり『ジュピター』を弾く。

初ピアノでいきなり『ジュピター』を弾く。

習わないと弾けないと思っていたピアノ。
それが、ひょんなことから音楽出版社でピアノ本を担当することになり、あることに気づいた。

ギターは独学で弾けるのに、どうしてピアノが独学で弾けないのか?

障壁は、読譜でした。

ならばと腰を上げて挑んだのがピアノのタブ譜。

もちろん、その道のプロからアドバイスもヘルプもいただいています。

で、出来上がった原版楽譜。
Youtube先生でもピアノ楽曲を弾

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音符が食い物に。

音符が食い物に。

楽器演奏をするための楽譜に著作権使用料を科しているのに、今度は楽器を演奏するためのレッスンでも著作権料を徴収しようとしている○○○○○○ってなに? 

黙って聞いてりゃおけつの毛までむしられそうな貪欲に息を飲む。息の根をとめようとしているようにしか思えない。いや、生かさず殺さずか。殺してしまっては、元も子もない。取れるものも取れなくなる。

そもそも楽譜の著作権使用料って、どのように決められたのか

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ピアノを独学で始めたい人の初歩講座。

ピアノを独学で始めたい人の初歩講座。

これまでピアノを弾いたことのない方のための演奏のための初歩講座です。ピアノの鍵盤のどこがどの音なのか、最初に覚えなければなりません!、などというスパルタはありません。
ゆるく、なんとなく、図解で音を追っていけばばいいだけです。読譜も語学みたいに、慣れていくことで自然に身についていく。
軽くあしらう程度のノリで読み進めてみてください。

1 はじめにピアノを弾きたいのに、楽譜が読めないことで

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この図解楽譜でピアノを弾いた。

この図解楽譜でピアノを弾いた。

先般、『ピアノを弾いたことがある。』というタイトルの投稿をさせていただいた。

楽譜を読めない者がどうやってピアノを弾くに至ったか。その流れをざっと紹介させていただいた。

今回は、その手順を具体的に追ってみようと思う。

ピアノを弾くというのはそもそも「ピアノを弾く」という行為は、
・両手の指を駆使して
・和音を取り入れながら曲を追う
ことではないかと考えていた。

だから指1本で短音を追うだけ

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ピアノに挑戦したことがある。

ピアノに挑戦したことがある。

ピアノ独学者は挫折するピアノ、習ったことはない。

でも、ずーっと弾きたいとは思っていた。

お披露目できるほど上達したいなどというおこがましい考えはない。なんとなく両手でピアノを弾けているーーそんなところにじぶんを持っていきたいのだ。

楽譜は多少読める。
ドとレとミと、、、。単音を追いかけるだけなら、空気のプチプチを潰すみたいに、ひとつずつ音を出していける。
かなり根気の要る作業だが、歩けない

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