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別居婚(週末婚)を経験して

平日はお互い仕事に打ち込み、休みの週末だけ一緒に過ごすという別居婚(週末婚)を1年ほど続けました。

結婚後も働き続けたい、自分自身のキャリアを築いていきたいという女性が増え、年々増加傾向にあります。

私たち夫婦は約2年間遠距離恋愛、そのうちの1年を別居婚と言う形で新婚生活を送りました。私が実際に別居婚を選択した理由も、やはり仕事を続けたかったから。

別居婚についての実情と別居婚を辞めた理由について書きました。


▲実情

新卒で入社した会社において、最初の配属先がそれぞれ私が大阪府、旦那が香川県でした。距離で言うと中距離なんですかね。笑

週末が来るたびに大阪⇔香川を行き来していました。だいたい片道4時間かかるので、金曜日はノー残業デーを死守。

たとえ、定時で帰社しても向こうに着くのが夜12時近く。当然週末はどこかへ出かける気力もなく、土曜日はほとんど寝て過ごし、日曜日は帰路につくという過ごし方でした。
そして、どちらか一方に飲み会や週末に予定があると会えない日々が続いてしまいます。

別居婚の最大のメリットは、時間を気にすることなく、仕事に没頭できる。週末を楽しみに仕事を頑張る!というモチベーションに繋がりました。

また、当時は営業職で、残業が多かったです。遅くなってしまった日は家事が億劫でした。自分だけならぱぱっと済ませたいので、後ろめたさを感じずに済むのは良かったです。



▲会社を辞めると決断した理由

別居婚から約1年が経ち、退職を決意しました。

やっぱり毎日会いたかったから。
今日はこんなことがあったあんなことがあったなど日々の出来事を共有したかったから。電話は頻繁にしていましたが、週末だけ会うとなると話したかったことが忘れてしまう…日常の些細なことも話したいし聞きたいなあと感じました。

災害を経験したこと。
大阪府北部地震、続けて台風21号による被害を経験しました。大きな被害を目の当たりにして、人間いつ死ぬかわからないもんだなあと感じました。月2回会うとすると一年で24回しか会えません。
万が一のことがあったときに側にいたいし、いて欲しいなと感じた出来事でした。


会社から休日の呼び出しや電話があったこと。
地味にストレスでした。笑
トラブルが発生し、急きょ香川県から大阪へ戻らなくてはならないこともありました。せっかくの4時間かけて来たのに…旦那に申し訳なく思いました。職場環境もいいとはいえず、プライベートをしっかり確保したいと思ったのも理由の一つです。


ここまで別居婚について感じたことを書きましたが、周りの人に意見を聞くと、新婚なんだから一緒にいたいよねと言う意見もあれば、週末だけ会えればいいと言う意見もありました。
結局のところはその人によるのでしょうか。

新卒で入社した会社を2年ほどで辞めてしまうのはもったいないなと思いましたが、世の中に仕事はいくらでもある一方、旦那は1人しかいません。
今大切にしたいものはどっちかなと考えた結果、退職する決意をしました。

家族が一緒にいられる当たり前の幸せを日々感じています。

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