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遠位脛腓関節ーバイオメカニクスー

足関節を構成する関節の遠位脛腓関節に関してまとめます。




遠位脛腓関節

足関節底背屈

遠位脛腓関節の主な運動は、脛骨に対する腓骨の並進運動とされます。
腓骨は足関節背屈に伴い後方に変位し、足関節底屈に伴い内側に変位します。
よって足関節を背屈させると、脛骨と腓骨の間は広くなり、逆に底屈させると間隔は狭くなります。

足関節背屈時の外果の回旋に関しては内旋する、外旋する、回旋しないとのさまざまな報告があります。


足関節内外旋

内外旋の運動に関しては、足関節外旋に伴い腓骨が後方に変位する報告と前方へ変位する報告が存在するため、一定の見解は得られていません。
また、足関節外旋に伴い腓骨の外方変位を認めた報告と認めなかった報告も存在している。
なお足関節を内旋させた場合には、腓骨は後方、外方、上方に変位するとされています。


足関節の背屈可動域を出すときに、時折腓骨に対してアプローチをすることがあります。背屈に伴い上後方へモビライゼーションなどを行うことで、可動域の改善が認められるといいですね。

ではでは


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