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膝関節解剖学ー靭帯ー

膝関節は、大腿骨と脛骨、膝蓋骨から構成されていますが、それらには多くの靭帯などが付着し、その安定化を担っています。


靭帯

代表的な靭帯としては
・内側側副靭帯
・外側側副靭帯
・前十字靭帯
・後十字靭帯
が挙げられるかと思います。

また、
・横靭帯
・弓状膝窩靭帯
・斜膝窩靭帯
・膝窩腓靱帯
などの靭帯も存在し、それぞれが安定化に寄与しています。
またこれらは皮膚受容体を介して関節の固有受容器としての役割を果たします。
そのほかにも、いくつかの小さな靱帯は存在しています。

また、
・膝蓋骨靱帯
は、近位で膝蓋骨の頂点に、遠位で脛骨粗面に付着しており、大腿四頭筋腱の下続部です。


制動機能

前十字靭帯(ACL) :大腿骨に対する脛骨の前方変位
後十字靭帯(PCL):大腿骨に対する脛骨の後方変位
内側側副靭帯(MCL):膝の外旋時の過度の外反
外側側副靱帯(LCL): 過度な内反・外旋を防ぎます


膝にはたくさんの靭帯が存在しているのですね。
代表的な靭帯以外はあまり意識したことはないですね。介入にあたってはどのような面を意識するべきでしょうか。
次回以降はACLを中心にその機能などを深くまとめていきます。

ではでは

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