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ショパール関節

足部のショパール関節についてまとめます。




ショパール関節

関節構造と運動軸

ショパール関節は
・距舟関節
・踵立方関節

から構成されています。
運動軸は長軸方向と斜軸方向のの2種類を持ちます。


片寄正樹監修, 小林匠, 三木貴弘編集. 足部・足関節理学療法マネジメント 機能障害の原因を探るための臨床思考を紐解く. メジカルビュー社, 2018


この2種類の運動軸が、3平面すべての運動を行うことを可能にしています。矢状面における運動軸の長軸まわりに、外がえし・外転、内がえし・内転が生じます。
一方、矢状面における斜軸まわりに、背屈・外転、底屈・内転が生じます。


足関節の運動とショパール関節

足関節の運動とそれに伴うショパール関節の運動ですが

足部を他動的に回内(背屈・外返し・外転)
→足部回内(外返し・外転)

足部を他動的に回外(底屈・内返し・内転)
→足部回外(内がえし・内転)


ショパール関節は、背屈にとても重要な関節のイメージですが、回内外などでもしっかり作用しているのですね。意外と触れたりが難しい関節だなぁと思っていました。
脱臼や、靭帯の損傷などが起こる場所でもありますね。

ではでは


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