おゆめの不思議な話 その1「興味のきっかけ」

私がnoteを始めて半年が過ぎました。これまで4コママンガ、テキスト、つぶやきを投稿してきましたが、そろそろ私のライフワークと化している不思議な話について今回は書いてみようと思いました。興味のある方はどうぞお付き合いください。

不思議な世界と私の生き方」という4コママンガを以前描いたのですが、このマンガのとおり私は中学生時代、クラスでの人間関係に悩み続けていました。スクールカースト上位者が下位の同級生に、陰でひそひそとありもしない噂話や差別的なことを言い、時に罵声を浴びせていじめている。目の前で仲良く話をしている友達は優しくしてくれるけど、私のいないところでは何を言っているのかわからない。誰を心から信じてもいいのか、いつか私もスクールカースト下位のあの人のようにこの環境に苦しくなって不登校になるかもしれない。そんな精神的に落ち着かない環境の中で中学校生活を送っていました。

私には納得できないことがありました。いじめをするスクールカースト上位者はなぜこんなことをするのか。上位者に反抗したらどうなるかわからないし、担任の先生は真剣に向き合ってくれないので私は自分の心の在り方を見つめることで、いじめをするスクールカースト上位者と向き合おうと考えました。そんな中、ある人物が出演しているテレビを見ました。その人物とは江原啓之さんです。母が深夜に放送されていた「えぐら開運堂」という悩み相談の番組を見ていたのを私もチラッと横目で見ていました。そこから「天国からの手紙」「オーラの泉」を真剣に見るようになっていった私は江原さんは何か人として大切なことを伝えている、この人の考えから何か生きるヒントを貰えるとなんとなく感じ、自分のお小遣いで「スピリチュアル・エッセンス あなたの人生を導く言霊集」の本を手に入れました。この本が今日まで続いている、私の不思議な世界・見えない世界への興味のきっかけにもなりました。

また当時、心霊写真の特集番組をよく見ていた私はその中で霊能者の方が写真から伝わってくる見えない世界からの様々な思いを伝えている様子を見ていて、思いのチカラはすごいと思い始めていました。いじめをするスクールカースト上位者にも何かの思いがあっていじめをしていて、その思いにどう対処しながら中学校生活を送っていけばいいのか。時にいじめをするスクールカースト上位者について母と語り合い、そして江原さんの本を読んで、私はいじめをするスクールカースト上位者は寂しい、悲しい思いからいじめをしていて、その思いに決して飲み込まれてはいけないのだと考えるようになりました。

後に私もいじめの標的にされ、罵られたり、陰口を言われ、もう学校に行きたくない!と何度も思い、それでも学校へ行きなさいと言う親と衝突したこともありましたが、結局は風邪などで体調を崩した時以外は不安を抱えながらも学校へ行き続け、卒業しました。当時を振り返ると苦行ではありましたが、いじめを経験したことでいじめを受ける人の気持ちを容易に想像できる私になり、不思議な世界・見えない世界への興味をより深める私になった大きな出来事でした。もちろんいじめはよくないですし、不登校を選択することを良くないと思う気持ちはありません。私の場合はこうだったというだけのことです。立ち向かっても、逃げてもその人の人生なのですから自分のいきたい方向を選ぶべきです。

あれから十数年たった今、私のまわりでは不思議な、見えない世界を絶対に感じざるを得ないほどの出来事が起こるようになっていきました。その話はまた次回、お話しできたらと思います・・・。