おゆめの自分と向き合うこと・瞑想のはなし

今日は春分の日ですね。休校や不必要な外出を控えるようになった風潮を見ていると「各自、家にこもって自分と向き合おう、瞑想しよう」という一億総内観・瞑想時代を迎えているような感じもしてしまいます。
でも、自分と向き合う、瞑想するということは数をこなさなければうまくできない部分もあります。なのでうまくできなくて途中でやめてしまう方もいるのではないかと思います。今回は自分と向き合うことが難しい、イマイチ感覚がつかめないから何かヒントが欲しいという方に私個人の経験と感覚から、自分と向き合うとは、瞑想とはについて綴っていきます。読んでみて、ご自身の中で何か参考になるものを見つけてくださればと思います。

自分と向き合うことについて

自分と向き合う、内観ともいいますが「自分の中に浮かんでくる感情や思いを見つめること」が主体になっていると思います。「ムカつく!」「泣きたい!」「怖い!」といった感情や「子供の頃に言われたあの人の言葉をずっと引きずっている」といった経験からくる思いをただただ、見つめる、感じ切るのです。

うまくできない場合はリラックスした状態で、楽な態勢で好きな飲み物でも飲みながら、浮かんでくる感情や思いを文字にして紙に書いてみるのがおすすめです。うまい文章で書く必要はありません。自分にだけわかればいいのです。その書いた文字をただただ見つめて見てください。視覚から入るので、下手くそな文字だなーと思うこともあるかもしれません。さらに文字を見ていきます。あと99回、怖いと書きたいと思うかもしれません。書きたいだけ書いてみてもいいです。しばらく見ていたら、あの時私は「見てほしい」という思いがあったから怒っていたんだと思い出したり、あの時の怒りを思い出して感じ切ったら、なんだかわからないけど怒りを感じなくなったと感じるようになるかもしれません。
自分の中で気になる感情や思いを文字にしたものを気にならなくなるまで見続けます。その時に感じた自分の気持ちの変化をメモしておくと、自分の思考の癖や、自分との向き合い方を工夫したりするのに役立ちます。

紙に書いた自分の思考を見るのに慣れてきたら、ただ座ったり、寝そべったり、自分がリラックスできる姿勢で自分の感情や思考を見つめます。ボーっとしてみましょう。
大切なのは「呼吸」です。呼吸が浅い状態で寝そべっていると確実に寝てしまいます。寝ちまった!と自分を責めることもありますが、つかれがたまっている場合は、その方がいいこともあります。

最近の私は「2秒吸って、6秒で吐く鼻呼吸」をしています。頭も気持ちも落ち着き、すっきりとした状態でいられます。この状態で例えば、完璧主義な自分を見つめていくと、失敗への怖れや、こうあるべきという思考、冷蔵庫に入ったバターのような塊、なんかが私の場合は浮かんできます。
それらをただただ、見つめます。見つめ続けてわかった、感じた言葉やイメージがあるかと思います。それらを覚え、メモすることを続けていくことが自分と向き合うということでもあるんじゃないかなと私は思います。

瞑想について

突然ですが、みなさんは平沢進さんを知っていますか?私は声優の安元さんが歌うForcesを聴いて、一目惚れならぬ一聴惚れして平沢さんの歌が好きになり、平沢さんの歌を聴いていた一時期がありました。
平沢さんの歌でLOVE SONGという歌があります。その歌のメロディの心地よさが私が瞑想していて感じる、穏やかで、上でも下でもなく、ゼロ、どこまでも広い空間を彷彿とさせるのです。すべて、宇宙というのは内なる感覚なのかもしれません。

先ほど述べたように、瞑想でも「呼吸」が大切になります。「呼吸」を続けて、瞑想で得られる落ち着き、穏やかさを感じてみてください。私は時に何だかうずうずしてまわりのものに手をかざして、エネルギーをあげたくなることもあります。どんなエネルギーが流れるのか自分では感じられないので、わかりません。でも普段生きていると感じるのを忘れてしまうエネルギーを感じやすくなれるのだと思います。
瞑想でサードアイ、第三の目が活性化するといわれることもありますが、ハートチャクラ、胸のあたりにある、あたたかな光のようなエネルギーを感じられるようになるといいようです。私自身、ハートチャクラを意識するようになると眉間のあたりがウズウズするのを感じやすくなった気がします。


でも、これらのことが特別すごいことではないと私は思います。そのうち、みんなが自然にできるようになるようなことだろうな~なんて考えが、私には何となくあるのです。
普段は社会生活を送るうえで忘れがちになっている感覚が、一部の存在によって見えないようにさせられている。恐れや不安といったネガティブなエネルギーを欲する存在にしたら穏やかなエネルギーなんて出してほしくない、感じてほしくないという思いがあるのではないかと。でも、そんな思いがかえって穏やかさや喜びのエネルギーの大切さを与えてくれるように私は感じます。

最後にこれらの見解すべては「おゆめ個人の意見です」。