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新人さん 頑張って✨

お天気も良いから、そうだ本でも借りに行こう!
と、のんびり車を走らせていたら、信号待ちのタイミングで目に止まったのは、連れ立った2台の郵便バイク。

1人は30代くらい、もう1人はまだまあるい頬をしていて、卒業したばかりの新人のようでした。
昨日入社して明けた今日、もう先輩の後ろについて配達の仕方を学んでいくんだなあと思うと、胸がキュンとして思わず心の中で大きなエールを送りました。

そうやって今日から本格的に、社会人としての毎日が始まっていくのですね。大きな変化の瞬間を目にしたのだと思いました。


まだ自覚はないことでしょうが、学生と社会人は全く違う立場にあります。

では、社会人とは何ものなのでしょう。

わたしはこう考えていますよ🎵それは…、

社会の一部に関わり、社会の誰かを幸せにすることで報酬をもらう人。
それゆえに、仕事への責任を負って業務を行う人。

学生の立場であっても、誰かを幸せにすることはもちろんあります。甲子園で戦う高校球児は、その懸命さで多くの人を幸せにします。
ただそれは意図したものではなく、自然発生的に起こるものです。なぜなら彼らは、お金を払って高校に通い、お金を払って野球をしているからです。


社会人は違います。
報酬がある以上、結果が伴わなければならないし、自分の仕事を全うする義務が生じます。
報酬の大きさは、どれだけたくさんの人を支え、幸せにすることができているのかに相当することが、理想だと思っています。(必ずしもそうなっていないところですが。)

医師の報酬が高額なのは、それだけ多くの人の人生をがっちりと支えているからです。また失敗すれば人生をひとつ終わらせてしまうその責任が、大変大きなものだからです。

大谷翔平選手が高額な年俸をもらっているのは、彼のプレーを見ることで、とんでもない数のファンが一度に幸せになるからです。
WBCの決勝戦、最後のマウンドの数分間だけでも、どれだけたくさんの心を踊らせ歓喜に導いたことか。その価値の対価なのですから大きいはずです。
(ただ、スポーツ選手が失敗しても、ファンは落胆するだけで不幸になることはありませんね。そこが医師と違うところです。)

では、あなたの向き合っているお仕事は、誰をどのように幸せにしていますか?

社会に出て、目の前の業務をこなすだけで精一杯の一年が始まります。忙しさの中で自分を見失いそうになった時には、考えてみると良いと思います。

届けたハガキ一枚が、受け取った人の心を温めたかもしれない。作った書類一枚が誰かの役に立ち、何かを新たに起こしたかもしれない。売った商品ひとつで、一時の幸せを生んだのかもしれない。

そうやって、社会がより良く回っていくように、自分の力を使っているということを、心に留めておいてほしいと思います。

赤いバイクに乗って、慎重に先輩の後ろを走る新人郵便局員さんへ。
雨の日も風の日も、あなたの届ける郵便物を待っている人がいます。北海道の雪の日は辛いでしょうが、誰かの幸せを思い描いて胸を温め、どうか頑張ってくださいね。

そんな風に今日を懸命に頑張っている、全ての新人さん達に、大きな大きなエールをおくりたいと思います✨


ふと自分の新卒時代を思い出しました。
大変だったな。
でも周りはあったかかったな。
たくさん怒られたけど、たくさん助けられた。
懐かしいです🤗

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