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migihidari
2023年8月18日 11:35
拠り所も行き場もないのならおいでよ、ショーを見に行こう聖人君子も罪人もいるし敗者にも勝者にも会える知り合ってみたいような人たち皆にね一度行ったら忘れられないW.S.ウォルコットの薬売りショーテントの中にいつでも隠し持っているのさ君がもし本物をお探しならその在り処は奴が教えてくれるまじない師のうら若き女誑し奴の一声で病気は治ってしまう熱い音楽が流れれば君は立ち上がって耳
2022年4月16日 12:18
畑にはとうもろこしみなもを渡る風にそよぐ稲に耳を澄ませ豊穣の王様は確かにやって来た組合のために働くんだ あの娘はよくしてくれるし俺はきっと偉くなれるに違いない彼女もそう言っていたよボスの言うことはなんだって聞く給料をくれるのは彼なんだから今度こそは居つけそうだよ今はようやく俺も組合員さ葉っぱのにおいが野原の木蓮の樹から香ってくる豊穣の王様が確かにやって来た乾きの夏、
2022年4月16日 12:15
どこへ赴こうとなに一つ変わらない君のことを忘れられやしない そして炎は未だ燃え盛るなに一つ変わらない、夜だろうと昼だろうと暗い影は晴れそうにないそして太陽はもう輝くことはないそして雨粒はドアに打ちつける君のほかにはもうこんなにも心から愛することはない語られることなく絶えたこの愛それでも曇り空はこんなにも重く垂れ込めるのかどんなに遠くへ行こうとなに一つ変わらない傷痕のよう
2020年11月8日 15:41
いま孤独な少年は心の奥底で自身の行いにひどく苦しんでいる農家の少年に与えられた富と名声その日から彼は変わってしまったんだご覧よ舞台恐怖症の男をただ精いっぱいにそこに立ってスポットライトに捉えられるだけど終わりが来たら彼はもう一度最初から始めようとするのさ酒を浴びるほど飲んで医者に死ぬぞと注意された「きみはうまいこと取り繕えるはず決して瞳のなかに恐れが現れぬように」ご
2020年11月8日 15:47
窓に板張り、ドアに置き手紙誰も彼もどうしてこう別れを急ぐのだろうオフィーリア、どこへ行っちまったんだ昔なじみの隣人も変わってしまったお前がどうなったのか誰も知らないんだオフィーリア、教えてなにが間違っていたのか誰かになにか吹き込まれたのかい母さん、俺たちはルールを破ったよ誰かが法に背きでもしたのかな愛しい人よ、お前のためなら死ねるよ笑い声の燃えかす、姿のない亡霊どうし
2021年6月30日 12:30
重荷ナザレに着いて半分死にかけの気分だどこか横になれる場所はないか「なあ旦那、どこか寝られそうな場所を知らないか?」彼はただニッと笑って俺の手を握り「いいや」とだけ言ったんだ荷物を下ろしな ファニータダで持っていくんだ荷物を下ろしな ファニーそれで、それで俺に荷物を預けな俺にその荷物を預けなカバンを手にとって身を隠せる場所を探してたらカルメンが悪魔と連れ合って
2022年2月4日 19:50
名前はバージル・ケイン僕はダンビル鉄道で働いてたストーンマンの騎兵がやって来て線路をまたバラバラにしちまうまでは65年の冬、僕らは腹ペコで生きているのがやっとだった5月10日、リッチモンドは陥落したその時を覚えているよ、ああはっきりとね僕らのディキシーを奴らが踏みにじった夜鐘が鳴り響いていた僕らのディキシーを奴らが踏みにじった夜そして人々はこう歌っていたのさラララ…妻